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スポーツ現場で働きたい!実習現場の上手な選び方

「実践経験を積む場所が少ないんです…」

現在、バスケットチームにインターンに来ている学生に、「スポーツ現場で働きたいと思ったときに、行動を移す時の悩みはなんですか?」と尋ねたときの返答です。首都圏であれば、まだしも、地方都市になると、なかなか受け入れ可能なスポーツ現場を探すのも一苦労です。この記事では、今後、トレーニング指導者として、スポーツ現場で働きたいと思っている人に、【インターンシップ先を選ぶ際のポイント】について、少しでも参考になる情報を記載していこうと思います。

目次

実践経験ってどう積めば良い?

スポーツ現場の多くが、一般企業と違い、【新卒採用】しないと思います。おそらくですが、新卒採用し、その方が独り立ちするまでフォローアップできるほど、金銭的にも、時間的にも余裕がないからだと思います。

要は、スポーツ現場で求められていることが、「現場経験があるか?」ということなのだと思います。じゃあ、学生や若いトレーニング指導者はどうやって現場経験を積めば良いのでしょうか?

それが、インターンシップです。

インターンシップとは、「社会に出る前に仕事の場を体験してみること」。企業で実際の仕事をしている人から直接話を聞いたり、仕事を体験してみたりすることで、業種や職種、企業による仕事内容の違いや働いている人たちの雰囲気、企業風土の違いを知ることができます。 (リクナビ 就活準備ガイドから引用)https://job.rikunabi.com/contents/internship/9462/

インターンシップを通じて、学生や若いトレーニング指導者は、「スポーツ現場で働く」ということがどんな感じなのかを体験することができ、イメージとのギャップを取り除くことができます。と同時に、スポーツ現場で働くということがどういうことかを理解し、改めて、【覚悟】を決めることができると、僕は考えています。

 

受け入れ側にとってのメリット

インターンシップは、学生や若手トレーニング指導者側だけでなく、受け入れ側のチームにもメリットが多いと感じています。

前回の記事で記載した、「その人を知らない」ということがなくなり、スポーツ現場で働きたいという意欲が高い人や、能力が高い人を発掘・採用できます。長期のインターンシップであれば、その間に、その個人の能力はもちろん、人間性についても深く観察することができ、採用後のミスマッチを防ぐことができる可能性が高いです。と同時に、チーム側が希望するような人材でなければ、インターンシップ期間終了後に、お断りすることもできます。

というのも、プロチームは、金銭的にも、時間的にも余裕がないことが多いので、できるだけ、採用する人を【外したくない】はず。そういった意味で、良い人材を発掘していくためにも、多少、学生や、若手トレーニング指導者に対して、教育的な指導などを行わなくてならないなど、負担は大きくなるものの、長い目で見て、チームの持続的な強化のためには活用すべき方法であると僕は考えています。

インターンシップ先を選ぶ際のポイント

学生や若手トレーニング指導者の方が、インターンシップ先を選ぶ際のポイントについて、僕が考えるところをご紹介します。

① インターンシップ期間

期間が短期間なのか、長期間なのかは把握しておく必要があります。今後の【採用】ということを考えると、1週間程度の短期間で終わるものよりも、長期間、実施できる方が、自分自身のことを相手に知ってもらうことができるので良いでしょう。

② 明確な目的

インターンシップを実施する際、自分自身が、インターンシップ先で、どんなことを知りたいのか、学びたいのかを明確にしておくことが前提として重要です。と同時に、受け入れ先のチーム側から、どういったことを求められているのか?が明確であれば、動きやすく、自分の良さを発揮しやすくなるでしょう。

そのため、ぜひ、インターンシップの面談の時には、どんなことを相手が求めているのか?について、相手に、ぜひ、質問してみましょう。受け入れ先によっては、有意義なプロジェクトなどを任せてもらえる可能性もあるでしょう!

③ 賃金の支払い

インターンシップが有給か、無給なのかについては把握しておいて良いと思います。現状、インターンシップの際に、有給のプロチームは数少ないとは思います。しかしながら、交通費が支給されたり、食事が提供されたりするスポーツ現場もあったりするので、判断基準にしましょう。

④ 今後に繋がるかどうか

②に記載したように、明確な目的があれば、その目的を達成できる環境なのか?という基準を持つことができます。その際に、ただ単にプロチームというだけでなく、自分の将来のモデルケースになるような人が働いているのか?ということを確認していく必要があると思います。

せっかく、インターンシップを行なっても、今後に繋がっていく可能性が低いところであれば、選択しない方が良いでしょう。一方で、今後に繋がっていく可能性があると感じたら、ある程度、コスト(時間、費用など)を払っても、可能な範囲で応募した方が良いでしょう。それは、プロチームという狭い業界において、今後に繋がる【ネットワーク】を作っていく意味でも意味のあることであると僕は考えています。

最後に

以上のように、もし、スポーツ現場で働きたいと考えている、トレーニング指導者の方は、インターンシップという方法を活用してみることで、【実践経験を積む機会】を得ることができかもしれません。しかし、それ以上に、インターンシップでは、すでにプロチームで職を得ているトレーニング指導者と時間を過ごすことが非常に重要であると僕は考えます。

なんだかんだで、【繋がり:ネットワーク】で、仕事を得ることが多いので、自分のことを知ってもらう機会を少しでも増やすことは非常に重要だと僕は考えています。

次の記事では、「どうやって、インターンシップ先を探すのか?」ということについてご紹介していきたいと思います。

 

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