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アスリート必見!!シーズン中のオフ日の過ごし方はどうする?

プロ野球も、Jリーグも、やっと再開しました。ファンにとってもやっと楽しみが戻ってきた!という感じでしょうか?
さて、シーズンスポーツにおいて、どのタイミングでオフを設けるのか?って、アスリートにとっても、トレーニングコーチにとっても少し難しい問題ですよね。
ここでは、アスリートと10数年関わってきた自分自身が、実際にサポートしていたチームや選手においてシーズン中のオフ日の過ごし方について考えていることを記載してみたいと思います。

目次

【1】試合の翌日はアクティブレストが必要??

アクティブレストに関する様々な知見は、専門家の間でも意見が分かれると思います。
自分の意見としては、試合翌日のチームでのアクティブレストは、推奨はしないです。

なぜか、エビデンスに乏しいというのもそうですが、実際現場にいて思うのは、試合翌日にアクティブレストのためだけに練習場やトレーニング場にきて、30-60分程度動いて解散・・・というのは、選手の立場からすると、きついかなという意見です。であれば、試合後、しっかりと栄養とって、しっかりと睡眠をとる。その上で、選手ごとのコンディションに合わせて、完全オフにしたり、プレータイムによっては、ウェイトトレーニングしたり、コンディショニングプログラム行ったり、という方がいいかなと思っています。

また、推奨する意見の一つとして、S&Cコーチの河森氏の著書「ピーキングのためのテーパリング」に記載のある、「フィットネス-疲労」理論でも触れられているように、疲労を回復させるのには、それなりの時間がかかるということも大きな要因です。

【2】試合後は、精神的な疲労が大きいのでは??

実際に、スポーツ現場で選手と関わって思うのは、試合という身体だけでなく、神経をすり減らす戦いを終えると、精神的にも疲れている様子が高いことを感じています。
試合後、ロッカーで、「おいしいもの食べたい!」と耳にすることがありますが、それくらい、精神的にもリラックスできる何かを求めているのだと思います。
また、ある選手は、試合前日、中々寝付けないということもあり、試合後には、「早く、ベッドで休みたい」といったことを話すこともあります。
こういった現場の選手たちの生の声からもわかるように、精神的にも休息を求めているということがわかります。
そんな状態であれば、やはり、「休む」という選択肢をとることは良いのではないかと思います。

その他の理由として、アクティブレストを採用するチームの多くは、アクティブレストの翌日を完全オフにしていることが多いため、そうなると、1週間のスケジュールで行くと、次の試合までの準備期間が短くなってしまうのは、少し問題かもしれません。
であれば、思い切って、試合の翌日は休み、試合の翌々日から、身体を動かすことは良いのではないかと思います。
僕のようなトレーニングコーチという立場から言えば、試合の翌々日に、ストレングストレーニングなどを負荷のかかるトレーニングを取り入れ、試合に向けた刺激を入れたいところではあります。

【3】実際の1週間のサイクルは?

実際のサイクルは、監督などコーチングスタッフと決めていく必要があるとは思います。
そのため、以下は一例として、自身がこれまで関わったチームの状況として記載します。
(例:プロバスケットチーム)

■ケース①
土曜:試合
日曜:試合
月曜:オフ
火曜:ストレングストレーニング/練習(軽度)
水曜:ムーブメントトレーニング/練習(中-高度)
木曜:オフ
金曜:練習(軽度)

■ケース②
土曜:試合
日曜:試合
月曜:オフ
火曜:オフ/ストレングストレーニング(※)
水曜:練習(中-高度)/ストレングストレーニング(※)
木曜:練習(中-高度)/ムーブメントトレーニング
金曜:練習(軽度)
※火曜か水曜のいずれかで、
ストレングストレーニングを行う

といった感じでした。
選手のリクエストを見てみると、プレータイムの短い選手は、試合翌日の月曜に、上半身のみのトレーニングを希望することが多いです。そして、火曜か水曜に、全身のストレングストレーニングを希望します。
一方で、ベテラン選手やプレータイムの長い選手は、月曜、火曜をしっかりと休み、水曜に、ストレングストレーニングを希望することが多いです。
シーズンスポーツにおいては、この連休という手段は中々、難しいところではありますが、試合数の多い競技においては、下手に動かさずに、しっかりと休むときは休ませる。という選択をとったが、休みあけの練習で良い練習ができるように思います。
それは、上記した、精神的な疲労からの回復も多いに関与しているのではないかと思います。

最後に

  1. 試合翌日の全体でのアクティブレストよりも選手それぞれに合わせて試合後の過ごし方を考えるべきである
  2. 試合後の精神的なリラックスも大事である

 

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