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【トレーニングコーチ向け】静岡S&Cセミナー ”スピード&アジリティ”

11/26-27に静岡市で、My fit SHIMIZU 様主催【静岡S&Cセミナー】に講師として参加してきました。

今回は、先方からのご依頼で、【スピード&アジテリティ】というテーマで実施してきました。久々のセミナー講師でしたが、このセミナーを引き受けることで、【自分の頭の中を整理整頓】できました。

と同時に、参加者メリットを出すためには、エビデンスを基に、どのように実技でポイントを伝える必要があるか?ということに気づくことができました。

ぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

目次

なぜ、静岡で開催?

そもそも、なぜ、静岡で?ということですが、実は、今回の主催者様のMy fit SHIMIZU 代表の福岡大樹さんは、学校を卒業した後、初めて就職した静岡県沼津市の整骨院・鍼灸院・トレーニングジムの経営をする(株)M’s PLANNINGでの元同僚。(M’s PLANNINGのウェブサイトはこちら

当時、僕は、トレーニングジムでパーソナルトレーニングを中心に活動をしていて、福岡さんは、鍼灸あんまマッサージ師の資格で鍼灸院を中心に活動されていました。その後、同社をそれぞれ退職し、福岡さんも2020年に独立。

グループトレーニングを中心とした【My fit SHIMIZU】(ウェブサイトはこちらのを開業されました。学生、プロアスリートなど、アスリートも多く来館されているとのことで、今回、アスリートサポートをする上で必要な要素の一つである【スピード&アジリティ】をテーマに話をしてほしいとの1年ほど前からご依頼を受けており、今回のタイミングでの開催となりました。

福岡さんとは、同社を退職後もタイミングで連絡を取り合ってはいたものの、まさかこうして、仕事の依頼を本当にいただけるとは思っていなかったです(笑)

が、10年以上ぶりに、沼津市ではありませんが、静岡での仕事をさせてもらえることに嬉しさを感じたことは、紛れもない事実です!!

【スピード&アジリティ】というテーマ

今回のセミナーのテーマは、【スピード&アジリティ】。このテーマを、【球技系アスリートにおけるリニアスピードの向上のためのトレーニング】【球技系アスリートにおけるラテラルスピードの向上のためのトレーニング】という感じに分けました。

スピード&アジリティというテーマではあるのもの、アジリティの定義というものは割と複雑で、厳密には、【方向転換】として実施しました。

実は、このテーマをいただいたとき、2022年7月のバスケットボール選手向けのトレーニングキャンプで、同じようなことをトレーニング指導していて、そのときに、「このトレーニングをきちんと言語化して整理整頓したいな」と思っていました。

正直、僕の中では体系化できているので、アスリートには動きを見せながら伝えることや実感してもらうことができるのですが、それをトレーニング指導する側にはうまく伝える術をその時は持っていませんでした。

そういうタイミングもあり、このセミナーの最終オファーを頂いたときには、うまくタイミングがあって、僕自身も「整理整頓するチャンス」という気持ちになりました。正直、セミナー準備は、資料を集めたり、スライドを作ったりと、かなりの時間を要するのですが、最終的にアウトプットすることで、自分自身が一番メリットがある!と思って、スタートしました。

このセミナーで学んでいただきたいこと

このセミナーで学んでいただきたかったことは、以下の3つです。

この3つを学ぶための前提条件として、「スキルピラミッド」や「力学」について簡単におさらいしました。中でも「身体重心観察点の変化 」として、質量中心の移動に関しては、理解しておくと必要があるので、その点は強調してお伝えしました。

学んでいただきたいことの1つ目【S・V・G】についてですが、ムーブメントトレーニングの第一人者である、朝倉全紀さんがご自身のセミナー(こちら)でお話しになっていたり、監修されている書籍(こちら)でもご紹介されている内容です。

ムーブメントトレーニングの指導を行う上で、目の前で起きている現象を客観的に捉えるためには有効活用できると僕自身が考えています。

そして、2つ目以降を学ぶ前に、スピード、アジリティ、そして、方向転換という言葉の定義をおさらいしました。

個人的にもそうですが、アジリティという言葉自体は、割と曖昧に使われています。その曖昧な部分を言語化することで、プログラミングする際に、効率的、効果的に進めることができるように思います。

その上で、学んでいただきたいことの2つ目である、「効果的な加速」についてです。

ここを理解するには、スピードの決定要素は何か?ということを理解する必要があります。以前のブログでも紹介していますが、この部分をしっかりと抑えていれば、選手の特徴や、協議に応じて、フォーカスする部分を変えることができると僕は考えています。

そして、最後に、学んで頂きたいことの3つ目である、「効果的な方向転換」についてです。

ここを理解するには、上記した「方向転換の決定要素」のフローチャートを頭に入れておくことが必要になります。その上で、「非反応アジリティ」と「反応アジリティ」と要素を分けて、その上で、それぞれに必要な要素のトレーニングあるいは、競技練習をプログラミングしていく必要があると僕は考えています。

その上で、効果的な方向転換のためには、大まかに3つのポイントがあると考えます。その3つのポイントを抑えながら、プログラミングしていくことで、効果的な方向転換のスキルを習得していくことができると考えます。

理論を理解して実践すること

ここまでお伝えしてきたことのような理論的な背景をもとに、それを実際の動きの中で、選手やクライアントに提案する、ということが、僕たちトレーニングコーチの大きな役割です。

理論的な背景だけを理解していても、それを自分自身がインストールして、そして、自分の体での実感ができていないと、選手やクライアントが習得する際に、相手の立場に立つことがなかなかできずに、【良い伝え方】ができないことが多いと経験的に感じています。

100点満点でできればもちろん良いですが、そうでなくても、「まずは自分でも試してみる!」ということが非常に重要なので、僕は、理論的な背景を理解できたら、それを「自分で実践してみる」ということをお薦めしています。

ということで、今回のセミナーにおいても、理論的な背景を理解した後には実践しました。実践する際の細かなポイントなどもあり、それらも付け加えながら実践しました。

実践で感じた感覚は必ず自身のトレーニング指導の際に役立つと僕は思います。できないのは少し恥ずかしい気もしますが、あなたのクライアントさんの多くは(アスリートも含む)、最初、できないことを承知で、トレーニング指導を受けられていると思います。それでも、恥ずかしさを捨てて、教わっていると思います。そのことをあなた自身が理解できていれば、相手にかける言葉掛けもきっと大きく変わると僕は考えています。

セミナー参加者のご感想紹介

金原さん 40代 トレーナー

福岡さん 40代 トレーニング指導者

40代 アスレティックトレーナー

髙橋さん 20代 トレーナー

セミナーを実施してみて感じたこと(トレーニングコーチニキ的存在へ)

今回、ご縁をいただき、静岡でセミナー講師をさせていただきました。参加者との懇親会でお話しされていたことに、僕はヒントを見出したのですが、「難しいことをわかりやすく伝える」というのが、僕がセミナー講師をやる意味なのかなと思いました。

エビデンスベースでトレーニング指導を行うことは非常に重要ですが、トレーニング指導において必要なエビデンスを活用する、という観点に立つと良いのかなと僕は感じています。

そうすると、【僕が相手(アスリート)に伝えたいこと】がまずあって、そのことを証明する根拠を探していくと、それがエビデンスです。この行ったり来たりを繰り返していくことができればいいのかなと。

僕がこうしたい!というものが先にあるので、どちらかというと、ポイントやテクニックなどはシンプルに伝えることができると思います。でも、実際のところ、それ根拠あるの?という問いに対して、「一応、こうしたデータもあります」と提示できれば良いのかなと、今は思っています。

何はともあれ、難しいことを難しく伝えるのではなく、難しいことをできるだけわかりやすく、シンプルに伝える、というところに、僕のような立場のトレーニングコーチの立ち位置かなと考えています。要は、あなたにとっての【トレーニングコーチニキ】的な存在であれば、良いのかなと僕は思っています。

ご紹介

今回のセミナーで使用した配布資料前編(119ページ)のPDFが欲しい!という方は、ぜひ、公式LINEから、【PDF資料ほしい】とメッセージください。

また、その上で、実際に、実技セミナーも受講したい!という方には、2/26(日)に福岡で開催予定の実技セミナーに、ぜひご参加ください。興味がある方は、ぜひ、公式LINEにて、【スピード&アジリティのセミナー興味あり】とご連絡ください。

 
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