トレーニングテンプレートプレゼント中!

時間がない!? 仕事効率を上げて、時間を手に入れる経営努力とは

「トレーニング指導者は、まさに、時間の切り売りの仕事ですが、どうすれば良いですか?」

先日、あるトレーニング指導をされている方から、上記のご質問を受けました。僕たちの仕事である、トレーニング指導業というのは、まさに、【労働集約型】の仕事なので、未来のことを考えると何となく不安になってしまうという方も多いかなと思います。そこで、本記事では、その不安を少しでも解消できるようなコツをお伝えしようと思います。

目次

【1】漠然とした不安の正体とは?

以前のブログ記事(こちら)でも似たようなことを書いたのですが、この不安とは一体何なんでしょうか?良く聞かれる声として、「今の働き方を、50代でも続けることができるのかな…」「50代でも今の働き方で生き残れるのかな…」といったことでしょうか?

これらのことを踏まえて、潜在的な部分を紐解くと、将来、きちんと生活できるのか?お金大丈夫かな?というような、【経済的なこと】への不安に集約されると思います。このことは僕自身も起業する時にかなり頭を悩ませましたし、今でも、もちろん、毎日必死で考えながら自分なりの最適解を探して試行錯誤しています(笑)

しかし、この【経済的な不安】ですが、多くの人が正確に理解しないまま、不安だけが先行しているということが考えられます。そこで、質問です!

あなた(もしくはあなたの家族)が1ヶ月に必要としている金額はいくらですか?

そして、将来的に、どの程度の金額があれば、自分が望む生活ができるのですか?

この質問にすぐに答えることができている人は、すぐに、経済的な不安を解消することができると思います。しかし、答えがすぐに思い浮かばない人は、まず、このことを明確にするだけで、経済的な不安が軽減し、アクションを取ることができると思います。

つまり、自分の現状を知り(現在、必要なお金)、将来の目標を(将来、必要なお金)を決めることができれば、今、何をすべきか(どうやって、お金を稼ぐか?)が明確になると思います。

この一文を見て、気づいた人も多いでしょう。これって、僕たち、トレーニング指導者が、毎日クライアントに対して行っていることと同じですよね? 現状把握をして、目標設定を行い、その上で、毎日、何を行うかを決める。という、トレーニング指導そのものです(笑)

【2】時間に追われないために必要な数字とは?

トレーニング指導者の多くは、労働集約型(人への依存度の高い)の仕事です。だからこそ、この先、AIが発達しても生き残れる可能性は高いとは思いますが、結局は自分が稼働しないと対価を得ることが難しいとも考えることができます。

つまり、自分が稼働する時間を長くなれば、なるだけ、稼ぐことは可能です。しかし、その働き方をあなた自身が求めていますか?毎日、朝から晩まで仕事して、気づけば子供の寝顔しか見れず、夫婦の会話やコミュニケーションもままならず…。そんな【働くために生きる人生】で良いのでしょうか?

僕の先輩たちの世代は、それが普通でした。クライアントやチームのために、昼夜問わず尽くす!それこそがトレーニング指導者の鏡と言われたでしょう。(今もかな!?)僕は、その時間に追われた生き方が本当に良いのか?自問自答し、その結果、【17時帰宅のジム経営】という目標を決め、長時間働かないという生き方を模索して、現在に至ります。

でも、【17時帰宅のジム経営】でも、このくらいは稼ぎたい!という目標はあります。そのため、時間に追われれない働き方をするために、【労働時間】と【売上(月収)】を明確にして目標設定しています。

【3】具体的な目標設定の仕方は?

まず、売上は掛け算です。

【売上=単価×客数×頻度】

なので、この掛け算に基づき、決めていけば良いわけです。例えば、月30万円の売上を目標にするのであれば、下記のような数式を導き出すことができます。

【¥300,000 = ¥5,000 × 10人 ×6回】
単価 ¥5,000で、10人の顧客が、毎月6回来てもらえれば、売上目標の30万円に到達できます。このような感じで、掛け算に、必要な数値を入れ込めば、具体的にどのようなアクションを取れば良いかがわかります。そして、これらに加えて、『条件』というものが入ってきます。

僕の場合は、【17時に帰宅する!】ということと、【アスリートしか対応しない】ということです。この条件を踏まえると、以下のようになります。

【17時に帰宅する!】
・1日に可能な予約枠 3枠(最大4枠)
・平日週5日、3枠で労働:15枠
・月4週で計算 毎月:60枠(最大)
・稼働率は70-80%に抑えたい
・プロアスリートは結果志向なので、一人一人と向き合う時間を重視

60枠の営業で¥300,000の売上を上げようと思えば、1枠あたりの単価が¥5,000で、達成できます。しかし、毎月、60枠の予約枠が全て埋まる!なんてことはないです。また、MAX枠で毎月対応していると、こちらがぶっ倒れます。なので、僕は、稼働率はおおよそ70-80%程度としています。

稼働率70%としましょう。そうなると、MAX60枠の70%なので、月42枠の予約枠が稼働するということです。上記の掛け算に基づくと、月42枠を埋めるために、週1回必ず来館されるクライアントの方を、10-11人確保できれば良いと理解することができます。

これらの簡単な計算式を基にすれば、現実的な目標設定を行うことができます。しかし、クライアントが毎週1回来館してくれるかどうかはわからないですし、そもそも10人毎月来てくれるかどうかもわかならないです。だからこそ、継続的に来て頂くための経営努力が必要になります。

【4】継続率を上げるための経営努力

  • 単価設定

まず、【売上=単価×客数×頻度】この計算式で、こちら側が決めることができるのは、単価です。単価を低くすれば、客数が増え、頻度が上がるかもしれませんが、稼働率は上がります。逆に単価を高くすれば、客数が少なくなり、頻度は落ち、稼働率は下がります。どっちが良くてどっちが良くないということではなく、自分がどんなサービスを提供したいか?自分がどんな風に働きたいか?生きたいか?ということから、考えることが必要だと思います。

僕の場合は、上記したように、【17時帰宅のジム経営】という目標設定があるので、稼働率を抑えておきたいこと、そもそものターゲットがアスリートのため絶対数が少ないこと、があるので、単価を上げないと、自分の考える働き方ができません。

だからこそ、こちらが設定した単価でもクライアントの満足度を上げるための工夫を日々行い、対応しています。稼働率を抑えているので、満足度を上げるための自己研鑽の時間も確保しています。だからこそ、僕に対してオファーを頂く仕事に関しても、自分や家族にとって不利益が被らないような時間や金額であればお受けしています。(個人事業主のジム経営の最重要ポイント)

  • 客数獲得

客数に関しては、正直、僕にはコントロールできません(笑)僕の実績や投稿などを見て判断してもらうこともありますが、一番は、口コミです。しかも、僕はクライアントがプロアスリートなので、彼らの口コミは、【結果が出ているか、どうか?】になりますので、結果に繋げるということがとても大事です。

そのため、僕は一人一人とできるだけ向き合いながらクライアントワークを行いたいので、客数自体もそこまで増やすことができないので、新規募集に関しては、現状、ご紹介のみにしていたりしています。

  • 来館頻度

来館頻度に関しては、地方都市である熊本市でプロアスリートを対応している僕にとっては、正直、難しいところです。というのも、多くのアスリートが週末が試合で、しかも全国各地を飛び回っているので、熊本のTHE BASEで、いつでもトレーニングができる、というわけではありません。

それこそ、都内など首都圏であれば、諸々、交通の便が良いので、可能かもしれないですが、僕のような地方でジム経営している人にとっては、悩ましい課題です。この課題をクリアにしているのが、【オンライントレーニング指導】です。

コロナ禍を機に、一気に広まったオンライントレーニングは、僕にとっては来館頻度を確保するために欠かせないアプローチです。オンライントレーニング指導であれば、全国各地からアクセスでき、僕のトレーニング指導を提供できます。

実際に、プロゴルファーの方は、オフ期間は熊本でオフラインでのトレーニング指導を受け、シーズン中は遠征先でジムを見つけ、そこからオンラインでトレーニング指導を行うということを、2年ほど行っています。そのほか、拠点自体が、熊本県外のアスリートもおり、そのようなアスリートは、オフ期間もそして、シーズン中もずっとオンライントレーニング指導だけで対応しています。

来館頻度を確保するために、僕はオンラインを有効活用しています。しかし、これは、僕だけではなく、クライアントにとってもメリットがあるので、成り立つのです。オンラインでもあなたのトレーニング指導を受けたいと思ってもらえるようなサービスを提供できるようになれば、地方にジムを構えていても、チャンスがあると僕は思います。

【5】最後に

ここまで記載してきたように、仕事効率を上げて、時間を獲得できるコツとして、以下のようなことを考えています。

  • 現状把握と目標設定
  • 目標達成のための経営努力(価格設定・客数獲得・来館頻度)

すぐにできることがあると思うので、ぜひ、気づいた人はすぐに取り掛かってみてください。そして、僕自身が行なっている経営努力に関しての具体例に関しては、今後、いろいろな形でシェアしていこうと思っています。

僕ができたことは誰でもできていることなので、将来に不安を抱えているトレーニング指導者の方には、ぜひ頼りにしてもらえればと思います。

 

座談会開催:誰でもできるオンライントレーニング指導の始め方 

今回の記事で、「仕事効率を上げて、時間を獲得したい!」と思われた方に、僕は行なっている経営努力の一つである【来館頻度アップ】のための具体例として、オンライントレーニング指導についてシェアしたいと思います。

この座談会では、オンラインを有効活用する必要性や始めるための準備、具体的な実施内容、ターゲットの設定方法、トレーニング指導の流れ、そしてトレーニング時に観察する視点についてお伝えします。 座談会に参加いただいた方には、座談会後の感想をいただくと参加費が無料になります!この機会にぜひ、オンライントレーニング指導を始める一歩を踏み出してみませんか?

座談会でお伝えする内容
① なぜ、オンライントレーニング指導を実施する必要があるのか?
② 何から始めれば良い?(事前準備について)
③ 実施内容は?
④ ターゲット設定
⑤ トレーニング指導の流れ
⑥ トレーニング時に観察する視点
参加ご希望の方は、下記、THE BASEエデュケーション 公式LINEアカウントをご登録いただき、「仕事効率を上げたい!」とメッセージをお送りください。メッセージを送ってくださった方には、座談会の要項を共有いたします。

■座談会への参加をご希望の方は、下記のバナーをクリックしてお申し込みください。


▲ こちらのバナーをクリックしてください!

 

熊本県熊本市北区武蔵ヶ丘のアスリート専用パーソナルトレーニングジム トレーニングコーチ タラコウタロウがあなたのパフォーマンスアップのために、全力でサポートいたします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です