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トレーニングジム経営を始めたい方、必見!!オススメ、トレーニング器具 ep.2

2020年5月末でドームアスリートハウスを退職し、妻の実家のある熊本市で、トレーニングジムを開設。2020年8月中旬に、トレーニング器具が全て揃い、オフラインでのトレーニングも開始することができました。

そんな僕が始めたトレーニングジム。クライアントにアスリートを設定しており、そのアスリートたちのトレーニング指導をする上で、最低限必要なトレーニング器具を揃えよう!ということで、それなりに拘って、取り揃えたトレーニング器具について、ご紹介したいと思います。

前回、ep.1(こちら)では、施設選びから、フロアマット選定・設置、スクワットラック選定・設置までをご紹介しました。今回は、その続きとして、プラットフォーム選定・設置、バーベル選定まで、ご紹介したいと思います。

目次

③ プラットフォーム

アスリート専用トレーニングジムとしての機能を果たすためには、オリンピックリフティングができるスペースが必要不可欠です。そのため、プラットフォームを準備することは必然でした。正直、プラットフォームの構造自体は割とシンプルであるため、コストをどこまでかけるか!?ということが僕の中では重要でした。

というのも、僕のジムでは、前回ご紹介したスクワットラックはフロアマットの上に置き、プラットフォーム上では、オリンピックリフティング、そして、デッドリフトなどの種目のみを行う予定でした。そのため、ラックとプラットフォームは並列で設置するイメージでしたので、それほど大きなものを必要していませんでした。

そのため、大きさに関しては、6フィート×8フィート(1.8m×2.4m)程度のものを、第一候補に探しました。プラットフォームといっても、各メーカー様々あり、実際、どのメーカーがベストかはわかりません。ゴムマットの厚ささえ、きちんとあれば、緩衝材としての役割はきちんと果たせるので、あとはデザインとコストに注目して、僕は選定しました。

BULLROGUEのものなど、色々と悩みましたが、あとでご紹介する、バーベル、プレートなどの一式の購入もあり、総合的に判断した結果、アメリカンバーベル社のプラットフォームに決定しました。

最初はコストを抑えたかったこともあり、Low Profile 6’x8′ Sport Platformを選定していましたが、欠品していることもあり、同じ大きさで、グレードアップした、Basic 6’x8′ Training Platformにしました。

広さ的にも僕のジムにちょうどあうサイズであることはもちろん、ロゴがカッコ良くて、個人的にテンションが上がります笑

そして、一人で設置しましたが、それほど難しくなく、設置することができました。

パーソナルジムに設置するプラットフォームとしては十分の大きさかなと思います。

 

使用してみての感想としては、ゴム自体はやや固め。バンパープレートがやや硬めのプレートのため、落とした時に少し硬さを感じますが、気になるほどではありません。

これはどのメーカーでも同じですが、ゴム部分は最初は少しゴムくず?が結構落ちます。こまめに掃除機をかければ、気になるほどではないので、購入しても気にせず、ご使用ください。

床の木材部分ですが、非常に良い質感。個人的には一枚板になっているので、微妙な段差を感じることなく、トレーニングを行うことができるかなと思います。使い始めは、少し滑りやすいので、しっかりと拭き取って使用してください。

最後に、今回、一人で設置しました。初めての作業で最初は手順を間違えたりもしましたが、大きな問題なく設置できました。もし、プラットフォームの購入を考えてる方がいらっしゃれば、ぜひ、ご検討ください。設置を依頼すれば、手間は省けますが、こういう経験は中々できないので、ジム経営をされる方は、自分で設置しても良いかと思います。

④ バーベル

プラットフォームまで設置でき、ジムとしての大枠は完成しました。その上で、それらの設備を活かすための、バーベル選びについてです。

バーベル選びも、実は、少し悩みました。やはり、トレーニングジムの要になるものですし、長く使用できることはもちろん、安全面にも考慮しなくてはいけないからです。その上でのコストです。

僕のジムでは、20kgのバーベルを2本購入予定でした。一つは、オリンピックリフティングで主に使用するもの。もう一つは、ウェイトトレーニングで主に使用するものです。とはいえ、リフターのように、250kg以上の重要を頻繁に挙上する訳でなく、あくまでも球技などのアスリートが、身体作りのために、活用する重量ではあるので、最重量でも200kg前後の想定でした。

また、僕自身がリフターではないので、バーベルの微妙な違いを繊細に理解できません。そこで、かなりヒントになったのが、以下の動画。アメリカンバーベルのホームページに掲載されている、この動画で、プラットフォームとともに、バーベルもアメリカンバーベルで全部揃えようという気持ちがガッチリと固まりました。

僕が購入したのは、ウェイトトレーニング用に、カリフォルニアバー
リフティング用に、グリズリーパワーバー

使用してみた感想を記載します。

 

■カリフォルニアバー

動画にもあるように、太さ:28mmで、やや細めのシャフトです。そして、しなる感覚は感じます。動画のKE-TAさんは、ベンチプレッサーということで、しなるシャフトを制御しながら動作を行うことが良い練習になるとの話をされています。

同じように、僕は、スクワットで感じました。ローレットのギザギザが真ん中部分にないことは、僕が挙上するくらいの重さであれば、特に感じないレベルでした。また、プレートの着脱も非常にスムーズで、スリーブ部分の処理が非常に良いのだと感じます。これ結構重要で、着脱に手間取る感じのものだと、スムーズにトレーニング指導できないので、この辺りも気にされる方はぜひ体感してみてください。

それ以上に感じたのが、ローレットのギザギザの形状が鋭くなく、デッドリフトなど、素手で扱う場合にも、新品特有の痛さを感じることがない印象でした。それでいて、滑らない!!という感覚は、これまで僕が使用していたバーベルとは違う1番のポイントでした。

 

■グリズリーパワーバー

太さ:29mm。手が大きい僕が握ったときの感覚としては、ちょうど良い感じでした。カリフォルニアバーよりもしなりが少ない・・・というか、僕が扱う重量では、ほぼ感じませんでした笑。そのため、クリーンやスナッチなどのキャッチ局面で、バチッとハマる感覚を持つことでき、個人的には、好きな感覚のため、リフティング系の種目では、こちらのバーを好んで使用しています。

そして、こちらも、ローレットのギザギザの形状が鋭くないので、手のひらの痛みを感じません。それでいて、リフトする際に滑る感覚もなく、非常に良い感覚で使用できるバーベルでした。また、スリーブ部分の表面加工も良い感じで、着脱はスムーズです。

 

今回、ご紹介した2本のバーベル。1番のポイントは、「痛くないのに、滑らない」ということかなと思います。これ、結構、大事なポイントで、デッドリフトやリフティングする際に、痛いと、アスリートもクライアントさんも結構嫌な顔します笑。また、トレーニングを始めたばかりの方にとっては、この痛みで嫌になってしまうかもしれないので、この点をクリアできている、アメリカンバーベルのシャフトは、あらゆるトレーニングレベルの方たちに愛用して頂くことができるのではないかなと思います。いいな!と思った方は、ぜひ、こちらのwebサイトからご検討ください。

 

■その他

・Ezカールバー
アメリカンバーベルで購入。重さ:14kg。個人的には、湾曲している部分の角度がもう少し欲しいなと感じたものの、使用感は、上記のバーベルと同様、ローレット部分の痛さも感じず、良い感覚。

 

・ヘックスバー
ヘックスバーについては、アメリカンバーベルで購入しようと思っていましたが、当時、ファットバータイプのものしか、在庫に無かったこともあり、今回は、フィットネスアポロ社経由で、パフォームベーター社のヘックスバーを購入しました。

ヘックスバーも実はいろいろな会社が出していて、結構悩みました。ヘックスバーはトレーニング指導においては、使用頻度が多いのですが、1番のポイントは着脱がスムーズにできるか?ということでした。これは、過去のトレーニング指導経験から、パーソナルトレーニングならまだ良いのですが、グループトレーニングとなると、この着脱が結構面倒なため、楽にできるツールはないか?と探していました。

結果としては、コストや耐重量などを考慮して、以前も使用していたものに落ち着いたのですが、個人的に、上記の問題点をクリアするためには、こちらの商品が気になりました。しかし、耐重量がやや厳しそうな感じだったので、今回は断念。しかし、エクササイズバリエーションを増やすことが可能なツールではあるなと思いました。

これとは別に、トレーニング器具が揃うまでに、近くの県営トレーニングジムにあったヘックスバーが見事に、着脱のストレスが無かったので、ご紹介しておきます。

こちらの会社のものでは無かったのですが、このタイプのヘックスバーは、プレートが少しだけ、床から浮いているので、着脱時に、バーを持ち上げて、プレートを着脱する必要がなく、非常に便利です。コストも、今回、僕が購入したタイプと同じくらいなので、今後、ヘックスバーの購入を考えている方は、選択肢に入れても良いかと思います。

あくまでもトレーニング指導する立場としては使いやすいですが、トレーニングする側とすると、このマルチハンドルは、動いてしまうので、ちょっと厄介。なので、このタイプでマルチハンドルのものでないものがあれば、それが良いかなと思います。個人的にはファットバーはマストではないので・・・。参考までに。

ep.2 まとめ

今回、ご紹介したのは、プラットフォームと、バーベルについてです。トレーニング指導を行うにあたり、僕は、フリーウェイトを中心に行うので、こちらの器具は、必須アイテムです。その上、使用頻度が高く、そう頻繁に買い換えるようなものではありません。コストはもちろん抑えたいですが、トレーニング指導中に、バーベルが曲がってしまったり、それによって、怪我をさせてしまってはいけないので、安心、安全を買うということも非常に重要な要素でした。

そういった意味で、アメリカンバーベル社は、アンバサダーと呼ばれる方が、動画で使用感を含め、感想をご紹介してもらっていたので、非常に選びやすかったように思います。僕はアンバサダーでもなんでもないですが、自分が使ってみて、感じたことをここで紹介しておきたいと思います。

また、追記しておきたい大事なことがあります。それは、担当された方の対応の速さと丁寧さです。アメリカンバーベルに関しては、特にコネクションがあった訳でもなく、ウェブサイトで見つけて、直接、問い合わせをしました。自分が購入を考えている商品をリストアップし、見積を出していただきたいと依頼したら、その数時間後には、返信のメールを頂きました。それから、納品まで幾度となく、メールのやりとりをしましたが、そのすべてに懇切丁寧に対応していただいた事は、これから、自分自身が商売をしていく上で、非常に大切なことを学ばせていただいたように思います。

10年以上、アスリートのトレーニング指導をしていますが、人と接する仕事をしていく上で、相手がいて初めて仕事が成り立つ、という事実を理解し、どんな立場になっても誠実に目の前の相手に向き合い、敬意を払って仕事をしていかないといけないと、改めて感じました。

ということで、トレーニングジムに不可欠な器具のご紹介をしました。特にバーベルは、直接、クラアントさんの安全にも関わってくるので、コストだけで選んでしまわないように気をつけてくださいね!!

最後に

今回、ダンベルまで類まで紹介しようと思っていましたが、長くなったので、次回にします。ダンベル、ケトルベル、メディシンボール、スラムボール、そして、バンパープレートなど、意外と長く使用していると好みが出てきているなぁと、自分自身、今回まとめていると感じました。

与えられた環境で対応します!と、いつも考えているところはありますが、自分がトレーニング指導をする際には、その最低限がこんな感じなんだ!と、こうやって文字落としてきたながら感じている次第です。

おそらく、トレーニングジムを経営されている方、これから経営される方も、色々とこだわりがあると思います。そのこだわりのラインをどこに引くのかを決めるのは、あなた自身であり、あなた自身が届けたいサポートの相手、内容などによってくると思います。

僕の場合は、今回、ご紹介しているトレーニング器具は、僕が提供したいものをクライアントに提供するために不可欠なものばかりです。そのため、皆さん自身も、まず、自分が、相手に何を届けたいのか?その届けたもので、どうなってもらいたいのか?というところから考えて、そのために必要なツールは?というところから、トレーニング器具の検討を始めてみても良いかなと思います。

トレーニング方法と同じで、トレーニング器具も毎年様々な商品が出てきます。それをひたすらに追いかけるのではなく、自分が提供したいものは何か?というところから、選定していくといいのではないかと思います。

何か、こういったことも含めて、ご相談されたい方は、コンサルティング(メール・個別)をご利用ください。

熊本県熊本市北区武蔵ヶ丘のアスリート専用パーソナルトレーニングジム トレーニングコーチ タラコウタロウがあなたのパフォーマンスアップのために、全力でサポートいたします!

 

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