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トレーニング指導者にまず知っておいてほしい働き方のこと

「朝から晩までずっと働いて、子どもや奥さんの寝顔を見る毎日…。自分の人生、本当にこのままでいいのかな?」

長時間労働が当たり前のトレーニング指導の業界。それを変えようと、独立開業をしたのに、周りのジム経営者は、夜遅くまで働いて、週末はチーム帯同が当たり前…。同じような働き方はにはしたくない、僕は自分の働き方を変えたい!もっと家族との時間を作りたい!そんな想いで、ジム経営を始めました。僕と同じような働き方をしたい!と思っているトレーニング指導者・ジム経営者は多いのではないでしょうか?

この記事では、僕自身が家族で初めてのカナダ旅行に行った時に、現地の友人やカナダの人たちの暮らしぶりを見て、改めて学んだことを踏まえて、トレーニング指導者に知っておいてほしい働き方のことについてお伝えしようと思います。

【1】人生の優先順位を変える

7時帰宅のトレーニングジム経営
家族みんなで夕食を囲む働き方

など、僕は、起業してから、【自分の人生における優先順位を変える】ということに挑戦しています。

僕の仕事である、トレーニング指導業というものは、いくらでもビジネスライクになることができます。スポーツ現場で仕事をしていれば、シーズン中は、24時間対応できる臨戦態勢でいることが求められることが日本の場合は多いですし、当事者である現場のスタッフもそれが【当たり前】という認識だと思います。だからこそ、シーズンが終わった時、試合が終わった時、勝利、結果、というご褒美によって報われるのだと思います。

また、僕のように、ジム経営をしている人の多くも同じで、稼ぐために、朝早くから夜遅くまで働くことが多い印象です。これも、スポーツ現場同様に、【当たり前】という認識なのだと思います。

この働き方に関する【当たり前】を変えることはできないかと、僕は今でもずっと模索しています。これは、いずれ多くの同業者が僕と同じようなキャリア経て、岐路に立たされたときに、【選択肢】を提供できたらいいなという思いから、起業してから一貫して発信し続けていることです。

【2】カナダのプロサッカーチームでATで働く友人とあって感じたこと

僕の友人は、カナダのプロサッカーチームで10年近くアスレティックトレーナーとして働いています。そんな友人の訪ねて、休暇をとって、家族で初めての海外旅行で、カナダへ行きました。

その友人も、子どもが3人いて、僕たち家族と同じような家族構成です。

滞在中、ホームゲームが2試合開催されたのですが、そのうちの1日は、試合開始の3時間ほど前まで、僕たち家族と、友人家族と過ごした後に、試合会場に入るという感じでした。

また、平日の勤務に関しても、基本、朝8時ごろに練習施設に到着した後は、15時には必ず退勤するとのことでした。そして、自宅から5分ほどのクリニック(いわゆる、日本でいう整骨院的な施設)で、16-18時まで学生など、スポーツを行う人たちのサポートをして、帰宅するという働き方をしていました。

もちろん、アウェイゲームなどもあるのですが、基本、アウェイゲームの帯同はせず、チームに残って、リハビリ選手などのサポートをすることが多いとのことです。

もちろん、AT駆け出しの頃は、現場仕事の方が多いようですが、キャリアを経るごとに少しずつ役割が変わっていくようでした。(ちなみに、チーフになると、現場仕事は、20%程度で、リーグや外部とのコーディネート業務がほとんどとのことでした)

こうしたキャリア形成の変化は誰にでも起きることで、それらを踏まえた上で、働き方を変えていくことは大切だと思いましたし、そうした理解が、チームにおいてもあることを感じました。

これは個人の仕事の役割の変化であると考えることができます。

その役割の変化は誰しにも生じることで、それを受け入れた上で、次のキャリアで成果を出していくということなのだろうと感じました。

これは、スポーツ現場で働く人にとっては、必要な考え方であると思いますし、それを受け入れることで、様々な見え方ができるようになると思います。 (極端ですが、70歳過ぎても、現場でトレーニング指導し続けることができますか?ということです。)

【3】どんな人生を歩みたいのか?というテーマ

仕事における役割の変化を受け入れていくことは、自分の人生をより充実させていくことに繋がると僕は思います。

20代の頃に行っていたことを、40代になっても、50代になってもやるためには、体力的にも無理をしなくてはいけなくなると思います。(一概にはいえませんが…)となると、やはり、文字通り、身を削っていくことになるので、やはり、健康には害をもたらすでしょう。

また、20代の頃は独身で、人生は、自分だけのものだったけれど、30-40代となれば、結婚し、家族ができる人が多くなるでしょう。そうしたときに、ずっと同じ働き方をしていれば、その皺寄せは必ず自分にも、そして、自分の周りの人にも出てくると思います。

そうなった時に、日本では、「仕事と家庭のどっちが大事なの?」という話になってしまいがちですが、これはどちらか、ではなく、どちらも大事なんです。

仕事も、家庭も、全ては、自分の人生の一部です。

自分の人生の優先順位は自分でしか決めることはできません。どんな人生を歩みたいのか?というテーマを常に自分の中に持ち、その答えを模索していくことが非常に重要なのだと思います。

【4】人生を楽しむことの大切さ

どんな人生を歩みたいのか?は人それぞれだと思います。しかし、忘れはいけないのは、一度きりの人生を【楽しむ】ということだと思います。

死に際に、どんな気持ちでいたいのか?

それが人生を考える上で大切なことのように思います。やり切って死ねる人なんて、おそらく一人もいないでしょうし、後悔は必ず残るでしょう。

しかし、それでも、できるだけ、自分のやりたいことはやって死んでいきたいと僕は思います。そんな意味では、死に際に、自分の人生を振り返り、思い出をたくさん持っていたいし、僕の家族にも僕との思い出が多く残っていて欲しいなと心から感じています。

そんなことを考えていると、子どもが3人いる僕は、「子どもが家庭の中心にある人生」を今は最優先させることが僕の人生においては非常に重要であると考えています。そして、その家族との楽しい思い出を一つでも多く作っていくことが、自分の人生においては重要であると、今は考えています。

そういう意味では、日常における何気ない時間を楽しみたい。

四六時中、時間に追われ、仕事に追われ、子どもとの時間、家族との時間を犠牲にしなくてはいけない人生をは避けたいと思っています。そんな想いから、僕や僕の妻は、家族との時間を最優先にした選択をとっています。

だからこそ、夫婦がお互いの仕事を尊重し、それぞれの仕事の状況に合わせて仕事の時間を調整することができています。そして、休みの日には、家族でお出かけして、今しかできない思い出を作ることを大事にしています。

こうした選択ができるようになったのも、夫婦がそれぞれ、【自分の人生において、何を大切にすべきか】を必死に考えているからです。

あっという間に親の手を離れていく子どもたちとの思い出をたくさん作り、彼らにたくさんの経験をしてもらうことで、子どもたちが大人になった時に、子どもたち自身はもちろん、子どもたちの子たちにも同じように、楽しい人生や経験をたくさんして欲しいなと考えています。

最後に:仕事と人生はトレードオフの関係ではない

仕事は人生の一部であり、人生を豊かなものにしていくための手段の一つでしかありません。その仕事に人生を飲み込まれてしまっては本末転倒です。自分の人生を存分に楽しむことを最優先させながら、「限りある時間」を使っていく必要があると思います。

気がつけば、あっという間に時間が過ぎ去り、「あのとき、こうしておけばよかった…」なんて思っていても、時間は返ってきません。こうした豊かな時間や人生を過ごすという意味では、僕も含め、日本人の多くは苦手としているように感じます。

前述したカナダの友人や、実際に、カナダで1週間過ごしてみて、時間の使い方、時間に対する考え方が本当に違うなと思いました。

同じ時間なのに、捉え方・考え方で、こんなにも人生への向き合い方が異なるんだなと改めて学びました。

自分にとって、一度きりの人生をどう生きたいのか?
自分の人生において、何を大切にしたいのか?

そんなことを、ぜひ、考えながら、あなた自身の今を振り返るきっかけに、この記事がなってくれれば、嬉しいです。

 

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