6月から、トレーニングジムの経営者として、起業して、自分で仕事を始めるようになってから思うこと、、、それは、「行動しないと、何も始まらない」ということです。
勝手に何かが始まることはないということを身をもって感じ、だからこそ、自分自身がどういう状態でいる必要があるかについて、まとめたいと思います。
これから、何かを始める人は是非読んで欲しいですし、アスリートやトレーニング指導者の方々が、自分の仕事で結果をだしていくために、役に立つ情報だと思います。
自分の目標を明確にすること
みなさん、自分の目標が明確になっていますか?
おそらく、明確になっている人は、きっと結果が出ているので、このブログは読んでないと思うので、これを読んでくださっている人は、まだ、望むような結果が出ていないかなと思いながら、書いていきます。
目標の立て方のコツ
目標って、なんで立てるかというと、望む結果を立てたいから、だと思います。僕も、今でもそうですが、前職の際にもたくさん目標設定をしてきました。ある程度、大きな会社であれば、年2-3回ほど、上司と面談をしたりしながら、目標設定したり、中間面談したり、振り返りをしたり、といったことをしていくと思います。
アスリートの方も、チームから役割や目標を渡され、それをプレーの結果で残したりすると思います。特にプロアスリートだとわかりやすく、目標達成できれば、契約更新、年俸アップ、ダメだと、契約解除、減俸といったことになると思います。(スタッフも同じですね)
ということで、目標を立て、それをクリアし、評価されないと、次のステップに進めない。ということになります。
ここで理解して頂きたいことは、目標をたてること!が大事なのではなく、その目標を達成するために、具体的な行動に移すということが大事なのです。
つまり、具体的な行動に移しやすいように、目標を定める!ということが目標の立て方のコツなのです。
では、具体的な行動に移しやすいような目標とはどんな目標なのでしょうか?
P&G流 SMACというチェックポイント
前職時代、目標設定を幾度とのなく行ってきましたが、どこか机上の空論的な感じで、うまくできていませんでした。
今思えば、会社員あるあるで、達成しても、達成しなくても、それが即クビという状況ではなかったことも影響していると思います。しかし、現在、独立した状態では、目標達成できない=廃業を意味します。
そのため、これまで以上に、我がこと感が満載になるわけです。そして、何としてでも目標達成したいからこそ、気合入れて、実行しようとします。でも、具体的に何をすればいいか?が明確になっていなければ、やりようがありません。
そういったときに、知人のソーシャルで、元P&Gのブランドマネージャーの方のnote記事がシェアされました。そこにあったのは目から鱗。とにかく、ここに描かれたることをしっかりと頭に入れ、実行しようと思ったのです。
そのnote記事はこちら。
その記事の冒頭に、優れた目的の定義づけのために、SMACというチェックポイントを活用しているというもの記述がありました。(以下、引用)
SMAC
・Specific (具体的な)
・Measurable (測定可能な)
・Achievable (達成可能な)
・Consistent (より上位の目的と一貫している)
例:サービスの新規ユーザー数を、3か月以内に、1.5倍にする。
このチェックポイントを活用することで、より具体的で、且つ、実行しやすい目標を立てることができます。実行しやすいという結果により、目標達成する確率もきっと向上するはずなのです。これ、アスリートや、トレーニング指導者に当てはめるとどうなるでしょうか??
目標達成の確率を上げること、それはつまり・・・
アスリートに当てはめた場合はどうなるでしょうか?
前のシーズンで、スタメンでなく、プレータイムが1試合平均5分であったバスケット選手の場合で考えてみます。(シーズン60試合と仮定)
・10試合スタメン出場
・プレータイム1試合平均8分
・平均得点1試合 6点
という感じでしょうか?
おそらく、この選手にチームから求められることは、チームのために献身的に動き、ディフェンスを行ったり、リバウンドをしたり、といった良い意味での繋ぎの大切な役割だと思います。
そのため、その求められていることを踏まえるとさらに、
・平均リバウンド:1.5本
・出場時間時の貢献度
なども追加されたりするでしょう。
といった具合に具体的な目標設定ができるわけです。
そして、それを達成するために、この選手がまず行うことは何か?ディフェンス、リバウンドなどの球際を激しくプレーできることなのです。
そのため、この選手が、スリーポイントの練習など、シュート練習ばかりにワークアウトの時間を費やすことは、自身の目標設定に対しての具体的な行動ではあるとはいえない。ということになります。
こうやって言語化すると、当たり前のように感じますが、それが、アスリートだけでなく、僕らのような仕事をしている社会人にも生じてくる・・・というのはご理解いただけるでしょう。
努力が身を結ぶためには適切な努力が必要
もうお分かりかと思いますが、努力は裏切ります。
目標・目的に対して、適切な努力を積み重ねていなければ、その目標は達成できないので、結果は出ません。
僕は、大学院受験の時に見事にそれを経験しました。勉強はしていましたが、出題される割合の高いものはそこそこに、専門分野ばかりやってしまいました。結果、一度目は、落ちてしまいました。
これと同じように、頑張って努力していても、必要なことが明確化されていないときは、余計なことを行っていたり、且つ、自分な好きなことだけやってしまったりするわけです。
好きなことをやるためにも、苦手なことや地味なこともきちんとやり続けないといけないのです。
でも、アスリートの努力と同じで、社会人にとってもそういった地味なことや影の努力は見えてこないので、成功している人やうまくいってる人の華やかなところだけに目がいってしまい、そこだけやってしまうのです。
だからこそ、上記したSMACのチェックポイントに則り、具体的な目標設定を行い、実行できる状態を作り、かつ、その目標にそった努力をきちんと体系立てて行っていく必要があると思います。
自分が望む結果に、スムーズに到達できればいいですが、中々、思うようにいかないことの方が多いでしょう。
だからこそ、先を見据えて、明確な目標を立て、具体的な努力をし続ける必要があると思います。
そうすれば、きっと望むような結果へと繋がっていくでしょう。それでは、早速、目標を立て、行動を起こしてみましょう!!
まとめ
今回は、自分自身の実体験により感じたことを中心に記載してきました。自分が望む成果や結果を出すために必要なこととして、「行動すること」を物凄く感じました。そして、その「行動」を起こすために、「明確な目標設定」をしなくてはいけないということを感じました。ぜひ、皆さんのお役に立てれば幸いです。
成果、結果を出すためには必要なことは、
■行動を起こすこと
■行動を起こすために、明確な目標設定を行うこと
■明確な目標設定を行うために、SMACのチェックリストを有効活用すること
- の3つのポイントが挙げられます。
- ぜひ、皆さんも参考にして頂き、自分が望む、結果、成果を出してください。
最後に
私、今年で、38歳になります。
おそらく、トレーニングコーチという業界においては、それなりの経験をしてきた一人であると自負しております。
おそらく、これからのキャリア設計に不安を感じていたり、または、学生の方が卒業後、どういった仕事に着くべきなのか?といった悩みがあるかもしれません。
学校に、実際に、自分でトレーニングコーチやトレーナーとして生計を立てた先生がいれば、問題ないですが、多くの先生方が、教職という立場のみで生計を立てた方だと思います。
そのため、”稼ぐ” ”生計を立てる”ということに対しての教育やアドバイスが具体的でなかったり、もしくは、現実からはかけ離れている可能性もあります。
そういった方のために、少しでも役立つことができればと思い、僕自身の経験を踏まえてのサービスも行っています。
気になる方は、ぜひ、こちらをご覧いただき、ご質問頂ければと思います。
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