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バスケットボールの試合から学ぶ、若手トレーニング指導者が意識すべき習慣の力

先日の連休中、バスケットボールの天皇杯「越谷アルファーズ vs サンロッカーズ渋谷戦」を観戦しました。この試合を観戦し、バスケットボールにおける「習慣の力」が、どれほどチームのパフォーマンスに影響を与えるかを感じさせられました。この記事では、特に若手トレーニング指導者に向け、習慣の重要性と現場で実践できる考え方について解説します。

【1】チームの環境がパフォーマンスに与える影響

バスケットボールは「習慣のスポーツ」とよく言われますが、越谷アルファーズのプレーを見てそれを強く感じました。特にディフェンスのインテンシティが高く、全員が献身的にプレーしていたのが印象的です。これって、単に個々のスキルだけじゃなく、日々の練習と良い習慣の積み重ねが生み出しているものだと思います。もちろん、日本一を経験した監督のコーチングの影響も大きいのでしょうが、それ以上に、チーム全体で「良い習慣を徹底する環境」が整っていることが成功の鍵だと感じました。

この考え方は、トレーニング指導者にも通じます。選手たちがどんな環境で練習やトレーニングを積み重ねるかが、長期的なパフォーマンスに大きな影響を与えます。だから、トレーニング指導者として「どんな環境を選手たちに提供するか?」が非常に重要になってきます。環境作りが、選手の成長やチームの力を引き出すための土台になります。

【2】強いチームの習慣とは?

強いチームは、毎日の練習や試合の前後の細かい部分にまでしっかりこだわります。日々のルーティンを大切にして、その積み重ねをパフォーマンス向上に結びつけているんです。同じように、トレーニング指導者として、チームや選手に取り入れるべき具体的な習慣をいくつか紹介します。

1.  ディフェンスの徹底とハードワーク

越谷アルファーズはディフェンスのインテンシティが高く、どの選手もハードワークを厭わない姿勢がすごく印象的でした。これって、日々の練習で基本的な動作を何度も繰り返して習慣化し、全員が同じ高いレベルのプレーを目指しているからこそ出せる結果だと思うんです。

同じように、トレーニング指導の現場でも、選手やチームに【基礎を徹底的に継続する習慣】を身につけてもらうことが重要です。基礎を固めることで個々のレベルが上がり、それが最終的にチーム全体の力となって表れるはず。継続的に基礎を大切にすることで、自然とパフォーマンスが向上していくんじゃないかなと僕は考えています。

2. 継続の難しさとその克服法

良い習慣を継続するって、本当に難しいですよね。特に若い選手や、チーム力がまだ高くないチームは、習慣化する前に諦めてしまうことがよくあります。だからこそ、継続するためには、チームとして掲げた目標を、みんなが毎日意識して、それを行動に移すことがめちゃくちゃ大事なんです。良い習慣を作るためには、【何度も確認し、改善を続ける努力】が欠かせません。

これはトレーニング指導の現場でも同じです。トレーニング指導者が具体的な目標を設定し、それを毎日選手たちに確認することで、選手の継続力がグッと上がるんです。だから、フィードバックを継続的に与えることが、選手個々の成長にとってすごく大切なんです。選手に寄り添いながら、何度も目標を見直し、修正していくことで、チーム全体が前に進んでいけるようになるんです。

【3】継続できる人と、できない人の違い

上記したように、習慣化できるチームや選手は、「掲げた目標を毎日意識し、行動に移していくこと」ができるからこそ、継続し、習慣化できるのです。一方で、習慣化できないチームや選手は、このことができないのだと思います。具体的に見てみましょう。

1. 継続できる人の6つの特徴

① 明確な目標設定
② 小さな成功体験の積み重ね
③ 習慣化するための工夫(ルーティン化)
④ 視点を変えることができる
⑤ 環境づくり

⑥ 長期的な視点

継続できる人は、明確で具体的な目標を立てるのが上手です。たとえば、「3ヶ月後にベンチプレスの重量を10kgアップさせるために、週3回、毎朝6時から1時間のトレーニングをする」といった具合に、自分にとってリアルなゴールを設定します。さらに、それを実行できるように環境を整えるのも得意です。もし自分ではやりづらいと思えば、早朝から対応してくれるトレーナーを雇うなど、結果に向けてしっかりしたサポート環境を作り上げます。

「意志が強い人」というのは、生まれつき強いわけじゃないんですよね。むしろ、継続できる人は、自分が行動しやすいように環境を整えることが上手なんです。それに、短期的な結果に振り回されず、長期的な目標をしっかり見据えていることが多いので、ちょっと失敗しても「まぁ、そういうこともあるよね」と受け流して、また続けられるんだと思います。継続は難しいけど、自分をうまくコントロールすることで、やりやすくする工夫が継続の秘訣かもしれません。

2. 小さなことを続けることの重要性

トレーニング指導の現場では、選手やチームに「良い習慣」を身につけさせるのが、指導者の重要な役割です。でも、自分自身がその習慣を持っていなければ、「良い習慣をつけよう!」なんて言っても、説得力がありませんよね。そこで、誰でもできるシンプルな習慣を提案します。それが【整理整頓】です。

以前の記事でも紹介しましたが、整理整頓はゴールが明確で、小さな成果を感じやすいです。続けていく中で「もっと効率的に整理するには?」と工夫もできるし、単純に周りが綺麗だと自分も気持ちがいい。さらに、周りの人から「ありがとう」なんて感謝されることも多いので、継続しやすいんです。それに、ただ自分のためじゃなく、周りの人のためにやることで、いろいろな気づきも得られます。

僕が大事にしている「気配り・目配り・心配り」にもつながってくるんですよね。こういう一見小さなことでも、コツコツ続けていると、意外と大きな影響を与えることになり、チームや組織で重要な役割を果たすこともあります。「雑用」と思われることを面倒だと感じるか、それとも大切だと思って続けるかで、大きな差が生まれるんじゃないかなと感じます。整理整頓、侮れないですよ!

最後に:良い習慣がもたらす未来

習慣を持続する力が、どれほど選手やチームにとって重要かを、今回の試合観戦で再確認しました。トレーニング指導現場で働くトレーニング指導者にとって、日々のルーティンを大切にし、選手に良い習慣を身につけさせることが、パフォーマンス向上の鍵となります。まずは自分から実践し、選手たちに模範を示しましょう。

 

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