「スポーツに関わる仕事がしたい!」
そんな漠然な思いを小さな頃から持っていて、大学卒業後に、トレーナー、トレーニングコーチという道を、僕は本格的に目指し始めました。そんな当時の気持ちを思い出すきっかけとなった、今回のオープンキャンパスを通して感じた想いについてご紹介。
これから、トレーナー、トレーニングコーチを目指したいと考えている学生の皆さんは、ぜひご覧ください。
スポーツ現場で働きたい!という気持ち
去る、8月8日、いつもお世話になっている、熊本YMCA学院 様のオープンキャンパスでゲスト講師という形でご協力させて頂きました。実は、昨年のオープンキャンパスでもお声がけを頂き、2年連続で貴重な経験をさせて頂きました。
対象は、オープンキャンパスなので、熊本YMCA学院に入学を考えている方(高校生がほとんど)。大学やその他の専門学校など、様々な進路がある中で、熊本YMCA学院に興味を持たれ、しかも、僕のようなトレーニングコーチやトレーナーを養成する「健康スポーツ科」を希望されました。
そこで、僕は、プロスポーツ現場やプロアスリートのトレーニング指導を、これまで行なった経験を踏まえて、参加者に、この仕事の魅力をお伝えするということが、今回の仕事でした。
僕自身も、大学卒業を機に、スポーツ現場で働きたい!という想いで、この世界に飛び込み、いろいろな経験をさせて頂きました。その中でも想うことは、やはり自分が「やりたい」と思えることに時間を使うことができているということが、仕事選びにおいては非常に重要というです。
世の中には自分のやりたいことを仕事にできていない人はたくさんいると思います。しかし、一方で、僕のようにやりたいことを仕事にできている人もいて、そこは本当に、その人の「選択」次第であるということです。
仕事においては、ネガティブな面ももちろんありますが、自分の人生の主役は、自分なので、自分が進みたい道(ゴール)に向けて、具体的な行動をとって欲しいなと思っています。
このようなことを、今回、参加者の方にもお伝えしました。
役割を与えることの大切さ
今回のオープンキャンパスでは、在校生にも、アシスタントとして、サポートして頂きました。僕のねらいとしては、高校生にとって、僕が伝えるよりも、年の近い在校生が伝える方が、数年後のイメージを持ってもらいやすい、ということでした。
在校生たちは、DAH-CTPCのカリキュラムを受講中の学生。学生にとっても、トレーニング指導の現場を実際に体験してもらいたなと思っていたこともあり、ちょうど良い機会ということで、学校側に依頼して、サポートをして頂きました。
結果としては、高校生にとっても、在校生にとっても、良い経験のできた時間だったのではないかと思います。
実際に、高校生からのアンケート回答では、
- 先輩たちがとてもやさしかったです。
- 本校に入学したい気持ちが高まった!
- 短い時間だったけど細かいことまで教えてもらえてよかったです
といったものが挙がっており、ねらい通りのサポートを提供できたように感じます。
そして、在校生にとっても(これは僕の目から見てですが)、インストール中のカリキュラムを実践する場になり、できているところと、もう少し学ぶ必要があることなどが明確になったのかなと思います。
こうしたことからも、やはり、学生にも可能な限り、「役割を与える」ということが重要だと感じます。これは、組織やチームにおいても同じだと思います。「リーダー」や「ディレクター」というようなポジションの人たちが、どのように、役割を与え、気づきや成長を促すことができるのか?ということは非常に重要だと思います。
各々にとって、適切な負荷の「役割」を見極めながら、成功体験を感じて、努力していくことの楽しさを感じていくきっかけを与えることができれば良いと、僕は考えています。
楽しそうに仕事することが今後の役割
「この業界は楽じゃないよ」「稼げないよ」なんていう、トレーナー業界のネガティブな意見を聞きながら、今に至ります。現に、楽ではないし、簡単に稼げるような業種でもないことは事実ではあると思います。
しかし、この仕事に憧れ、スポーツに関わる仕事がしたい、と考えている若い人たちに対して、ネガティブな意見や姿ばかり見せていて、本当にいいのかな?と最近は感じます。
少しでも楽になるように業務の効率化を考えたり、少しでも稼げるように稼ぐ仕組みを考えたり、専門知識だけでなく、この仕事やこの業界自体が、持続可能なものになっていくために、僕ら世代の人間が、そういうことを真剣に学び、考えていく必要があるんじゃないのかな?と考えています。
これに関しては、また、別に機会に記載したいと思いますが、ひとまず、僕や僕と同じような境遇のトレーナー、トレーニングコーチたちは、ネガティブな事実も受け止めつつも、ポジティブな事実も、きちんと伝えていく必要があるなとも思います。
40歳を間近にしても、楽しそうに仕事していたり、充実感があることをきちんと伝えていくことも、また、必要なことではあるなと思います。クライアントワーク、それもアスリートに対してのクライアントワークは僕にとっては、天職です。すごく楽しいですし、やりがいのある仕事です。
そういった側面を僕自身の声で、今後も、若い人たちに伝えていいきたいです。
まとめ
専門学校のオープンキャンパスのお仕事をさせて頂いて、感じたこと
- 自分がやりたいと思えることを仕事にすること
- 組織において、リーダーは、適切な負荷の「役割」を与えること
- 楽しそうに仕事をする姿を見せていくこと
今後も、このようなことを、若い人たちにも伝えていきたいと思います。
最後に
自分も、若い人たちに、自分の知識や経験を伝える時期に来ていることを、最近感じます(笑)人前で話すのは、別に好きではないですが、僕自身、今の仕事が楽しいと思っているからこそ、この仕事を目指す人たちが、ポジティブな未来を創造できるように、自分の失敗談も踏まえて、今後も話をしていきたいと考えています。
この仕事を目指して、仕事をし始めて、15年?くらい。そこそこ、いろいろな経験をさせて頂いたので、そのような経験や見識を、きちんと還元していきたいなと思う、今日この頃です。
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