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成果を得るまでの時間をどう捉えるか?

例えば、ダイエットを始めたとしましょう。トレーニングしたり、食事管理をしたりと、1週間継続しました。1週間後の結果は、-0.1kgなんてことは良くあることかもしれません。

この喩え話でも理解できるように、自分自身が行ってきたことの成果が早く出て欲しいと、きっと誰しもが思ってしまいます。僕自身もそうです。

6月に起業し、個人でジムを構え、早くたくさんのクライアントに来館して欲しい!と思ってしまいます。しかし、そんな上手くいかないんですよね…笑

皆さんは、そんな経験したことはありませんか?今回は、成果が出るまでの時間に対して、どういった姿勢でいるべきか?ということについて記載していこうと思います。

目次

自分の思ったようなスピードで物事は進まない

起業したばかりの7月ごろの話です。自分が事前に立てていた計画よりもずっと時間がかかって、店舗の賃貸、銀行の融資、看板の作成、トレーニング器具の搬入などが進みました。

「この時期には、これができているはずだったのに…」「クライアント様がこの時期には、この程度、来館されているはずだったのに…」など、自分が思っていたペースで物事が進まないことに、イライラを募らせてしまっていました。

振り返ってみると、この「できているはずだったのに…」というマインドは、本当に自分本位であり、かつ、自分に余裕がないことの典型だと思います。

全部、自分を中心に考え、自分の都合よく周りが動いてくれる…とおもってしまっていたのです。前職が規模の大きな会社だったので、その感覚のままで仕事ができると思っていたのだと思います。

しかし、それは大きな間違い。前職では、対応していただく会社が、優先順位を上げる明確なメリットがあるからこそ、こちらの都合をある程度、聞き入れてくれて、対応できていただけの話。

それに対し、僕は、まだ実績もない、一個人事業主が開設するトレーニングジム。同じようなスピード感で、僕の仕事を行ってくれるはずもない。かつ、取引額も少なく、相手にとって、優先順位を上げるメリットがないので、後回しにされるのは当たり前です。

こういったことを理解しないまま、自分本位な感覚で、そのまま仕事をしてしまっていたら、どうなっていただろうな…と考えます。

 

時間に対する向き合い方

何がきっかけで、このような考えを改めることができたか、はっきりとは覚えていません。(おそらく、本か、人に相談したか、何かだと思います。)しかし、自分でコントロールできないことに、ストレスを感じていても仕方ないと気づくことができ、自分のコントロールできることだけに集中し、それをやり続けるしかないと考えることができるようになりました。

そう考えるだけで、随分と余裕を持てるようになりました。自分がやるべきこと、できることは何なのか?ということを、深く考えることができるようになり、そのことをコツコツとやり続けるしかないのだと思えるようになってきました。

そして、時間に対しての意識も少し変えました。

有限な時間を浪費しないようにするために、日々どう過ごせば良いのか?何に使うべきなのかを、少しずつ考えることができるようになりました。

それはつまり、自分の”人生・生き方”を考えるということに繋がっていったのです。

 

僕は、これまでの仕事中心の人生、生き方から、家族中心の人生、生き方にシフトするために、起業しました。そのため、時間に対する考え方も、これまでとは変える必要があり、これまで同じように、「このようにすべき」という考えに縛られていてはいけないということに気づくことができました。

家族中心の人生、生き方にシフトしていくためには、自分の時間の使い方の無駄を削いでいく必要がありました。その無駄こそが、上記した、「自分でコントロールできないことにストレスを抱える時間」であったのです。

自分でコントロールできないことは、もはや自分の手を離れてどうしようもない。であれば、自分がコントロールできることだけに目を向け、そこの効率をしっかりと上げていけば良いと考えることができるようになってきました。

そして、これは、仕事においてはもちろん、育児においても同じように考えるきっかけとなったのでした。

 

成果を得るまでには時間がかかる

育児ついては、正直、こちらがコントロールできないようなことも多々生じます。機嫌が悪く泣き喚いてしまったり、遊んで欲しいとお願いされたりと。

しかし、上記したように、僕は、「家族中心」の人生、生き方を選びました。そのため、このコントロールできない時間をポジティブに受け取る必要があり、ここへのネガティブさは消し去る必要があるのです。というか、泣き喚く時は別として、子どもたちと遊ぶときや、家族で一緒に過ごす時間は本当にかけがえのないものだと思っています。

一方、仕事においては、家族との時間とは異なり、まず、自分がコントロールできることをしっかりとやりきることを意識しました。

僕は個人事業主なので、仕事をやるかやらないかは、自分で決めることができます。その判断基準は、自分が楽しいと思えるか?自分がワクワクすることなのか?ということです。その判断基準に従い、自分の仕事の仕方を工夫しながら、仕事を作り出せるようにしています。

楽しいから、ワクワクするから、楽している訳ではありません。将来的には楽しくなる、ワクワクすると思えても、目先においては、割と地味なことをコツコツ積み重ねていかないといけないことも多々あります。

しかし、それらも、自分が未来において、こうなるといいな、こうしたい!と思えるからこそ、ネガティブさを感じることなく、向き合うことができているのだと思います。これも、”自分の意志で決めたこと”だからこそ、我が事として捉え、取り組むことができているのだと思います。

これらの積み重ねにおいては、それなりに辛抱強さが必要だなと実感しています。正直、最初のうちは、成果、結果を急ぎすぎて、動揺することがありました。しかし、先輩経営者の方たちに相談すると、異口同音、「とにかく時間がかかるので、コツコツと続けてください」と言われました。

こうしたことからも、「成果、結果が出るまでには、時間がかかる」ということを理解することができました。と同時に、近道なんてない。とにかく、コツコツと積み上げていくことこそが重要だと、王道を突き進むことを心に強く誓いました。

 

アスリートから学んできたこと

「王道を突き進む」という選択をした背景には、これまで多くのプロアスリートを間近で観察してきたことが大きな影響を与えていると思います。

アスリートたちは、成果、結果を残すために、それまでに多くの時間を費やし準備をコツコツと重ねてきています。そこに近道は存在しません。しかし、彼らは、決して楽しようとはせず、やり続けます。

こういった姿勢、態度は、僕たち社会人にも大きな手本となるものです。我々は、どうしても手軽に手に入れられることばかりに目が行きがちです。しかし、本当に、自分のモノにしていくためには、それ相応の積み重ねが必要だと、僕は思うのです。

だからこそ、「成果、結果が出るまでには時間がかかる」ということを理解しながらも、自分が進みたい道、自分が生きたい人生をしっかりと見定めて、コツコツと積み重ねていく必要があると思います。

そうすることで自分らしい人生、自分が生きたい人生を歩んでいくことができ、生きやすくなるのではないかと思います。そうすれば、毎日が楽しいし、ため息ではなく、笑顔に溢れる人生を送れるような気がしています。

 

最後に

今回は、成果を得るまでには時間がかかる!ということについて書きました。時間がかかるからこそ、この時間という有限なものに対する価値観を変えていくことが必要なのかもしれません。

あなたは、自分の時間をどう使いますか? そして、どんな人生を選びますか?

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