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【タラコラム】決めると物事は動き出す… <自分の人生の再考>

ここ最近の流行りは、「スキー」です。いえ、正しくは、雪すべりです(笑)僕は、2015年から2020年までの5年間、沖縄在住でしたので、ここ数年は、雪とは無縁。その僕が、8年ぶりにスキーに出かけたのですが、そこでは、色々な気づきがありました。

その中で一番感じたことが、「機会損失」「決断」というもの。このことは、僕自身が仕事を行っていく上でも、物凄く重要なことだなと感じました。このブログを読んでくださった方の物事の考え方、捉え方、そして人生そのものにおいても、ヒントになるのではないかと思いますので、ぜひ、最後まで読んでいただけると嬉しいです!!

目次

スキー上達のためには、、、

沖縄では、全くと言っていいほど、雪は降りません。(一度だけ、雪がちらついたこともあるので、ゼロではない・・・)そのため、当然ながら、2015年から2020年までの5年間はスキーを行うことはありませんでした。

そして、2020年に熊本に移住してからも、子どもも小さかったこともあり、「スキー場に行く」という選択肢は、僕の中で皆無でした。

しかし、2014年に僕が1年間アルペンスキーのワールドカップに帯同した際、所属の女子スキーヤーである、清澤恵美子さんが、ご自身のインスタグラムで、息子さんとのスキー動画を掲載されているのを見て、「(息子さんと同じ歳の)うちの長男もできるのかな?」と、ふと思いました。

と同時に、上の姉妹(6歳と5歳)はスキーできるのか・・・というか、沖縄育ちの姉妹はスキー場へも行ったこともないし、雪遊びもやったことないじゃん!!と思いました。

そして、清澤さんがインスタグラムで「スキー上達のコツは、”スキーを滑ること”」と、どストレートな表現をされており、「!!!」という感じに。

確かに、スキーを滑るには、スキー場に行くしかない。泳げるようになるには、海やプールにいって泳ぐしかない、、、。凄くシンプルだけど、「うまくなるには練習するしかない」、そういうことだと気づかされました。(さすが、アスリート!!)

成長のための環境は自分で整える

うまくなるには、練習するしかない!

そうなんです。日々、アスリートへのトレーニング指導をしていて、その大事さを体感しているので、この言葉は、スッと腹落ちしました。

と同時に、子どもたちがスキーができるようにするには、親がスキー場に連れて行かなくてはうまくなることはできない、ということ。つまり、親が子どもに環境を準備しなければ、その運動体験は生まれないということなんです。

でも、このことは、大人である僕たちでも【同じ】ではないでしょうか?

子どもたちは、自分たちで環境を準備できないことの方が多いから、親や周りの大人が準備しなくてはいけないことが多いですが、大人である僕たちはそんなことないですよね?

自分の目的や目標のために、自分でそのための環境を準備し、整えていくことが大事になる!ってことなんです。

 

でも、実際はどうでしょうか?意外と、その環境を整えることを、それらしい言い訳を並べては放棄してはいないでしょうか?

例えば、クライアントのために、最高のプログラムを提供できるようになりたい!もしくは、クライアントの痛みや症状を改善できるような施術を提供したい!と思っているのに、そのために必要な知識やスキルを身につけることを、「時間がない…」「お金がない…」ということを言い訳に放棄してしまっていないでしょうか?

時間がない、お金がない、という人が、時間やお金を手にすることができれば、すぐに自分の目的や目標達成のために動き出すことができるのでしょうか?

おそらくですが、時間やお金がない、ということで行動を躊躇っている人の多くは、それを手にしても行動することはないと思います。なぜなら、すぐに行動に移せる人は、時間やお金がなくても、出来る方法を模索し、行動に繋げているからです。つまり、本当にやりたい!と思う人は、別の道を模索している、つまり、お金や時間を口実に行動を起こせていない人は、それらを手にしたところで行動を起こせる人はわずか、、、ということだと、自分自身の過去を振り返っても、そのように思います。

機会損失について考える

今回、例に出したスキーの件でいえば、「子どもにスキーを経験してもらう」という目的のために、親である僕が、「まだ、早い!」とか「レンタルスキー代・スキーレッスン代がかかりすぎる」とかを考えて、今度!とか、お金が貯まってからなんて理由を先に考えてしまえば、確実に子どもたちの「スキーの運動体験」という機会を損失します。

つまり、僕が一番重要だと思うことは、「今という時間」と「未来という時間」です。

今回の例では、スキーが上達することが目的ではなく、これまでやったことのないスキーという運動体験をすることが目的です。スキーというシーズンスポーツは、この雪のある冬の時期にできなければ、日本の場合、来年までできません。1年後まで先延ばしにすることの意味は、子どもたちの運動体験の機会損失でしかないと、僕は今回、考えました。

 

同じように、我々の仕事においても同じようなことが起きます。未来において、自分が成し遂げたいことがあって、そのために、【今】という時間を使わないといけないのに、日々の業務や仕事に追われてしまい、その【今】、必要な機会を損失してしまうというケースです。

このようなケースは、割と身近にあるもので、しかも、我々、トレーニング指導者やトレーナーを生業にしている人には多いように感じます。このケースに見られるように、機会損失をしている人と、そうでない人は、必ず未来で大きな差になってしまっているのではないでしょうか?

だからこそ、今という時間を、どの【機会】のために費やすかを【決断】する必要があります。そして、その【決断】をするのは自分自身です。そして、その【決断】の精度を上げていくためには、自分自身の【時間への価値基準】を変えていく必要があると、僕は考えています。

時間への価値基準

【時間への価値基準】は、人それぞれだと思います。そのため、ここで紹介する価値基準は僕自身が、今現在、持っている価値基準としてご理解いただければと思います。

#1:主体的に、自分の時間を選び、使う意識を持つこと

#2:自分の人生の主役は自分自身

#3:誰も、あなたの人生は生きてはくれない

 #1:主体的に、自分の時間を選び、使う意識を持つこと

何度もブログなどでも発信してきましたが、僕は、2020年に起業したことをきっかけに、仕事から「半分降りました」。「半分降りる」と書くと、ちょっとネガティブで誤解を生みそうですが、仕事での成功だけを追い求めるという人生から降りた、という意味で受け取ってもらえればと思います。

これは個人の人生観になってしまいますが、仕事での自己実現が自分の人生での最大の幸せではなくなった、ということです。

#2:自分の人生の主役は自分自身

#1 が明確になったことで、自分の時間の取捨選択と使い方が変わりました。何をやるにも、自分の時間への価値基準がすべてです。

誰かに自分の時間を使われる、ということがなくなると、驚くほど、ストレスがなくなり、自分らしく生きていると感じます。自分の人生は、他の誰のものでもなく、自分のものです。自分が舵取りをしなくては前に進むことはできないですよね。

#3:誰も、あなたの人生は生きてはくれない

#2 で記載したように、自分の人生は自分が主役です。誰かが、自分の代わりに生きてくれるわけでもなく、意思決定してくれるわけでもありません。

会社や上司があなたの代わりに、人生を動かしてくれるわけでも、責任を持ってくれるわけではない。だからこそ、自分の時間への意識や価値は高まるのかなと思います。

自分の生き方の再考

時間への価値基準が変わり、自分の人生に対して、自分で責任を持つようになると、「行動」が変わると実体験からも感じています。

会社や他者へどこか依存していた人生から、自ら「決断」し、「行動」に移す、ということを意識できるようになります。そうすると不思議なことに、「自分がやりたいこと」や「自分が楽しいと感じること」に、自分の時間を使うという意識が明確になります。

わざわざ、自分がやりたいくないことやワクワクしないことに、自分の時間を使うのはバカバカしく思えるようになるわけです。そうすると、人間関係も含めて、割とシンプルになります。

自分の時間だけを奪う時間泥棒な人とは距離を置くようになるし、自分の人生を主体的に生きていない人や決断が遅い人とも、僕は距離を置くようになりました。

こういう風に、「決断」すると、物事がどんどん動き出します。自分がやりたいことやワクワクすることに時間を使う人生を生きるという決断をしたことで、それを実現するために、自分は何をすればよいのか?どんな人間関係を構築すればよいのか?環境づくりをすればいいのか?というふうな感じです。

自分が望む結果や成果を出すためには、「決断する」ということを日々行わないといけないなと思います。アスリートから日々教わっていますが、「やるのも自分、やらないのも自分」です。結局は自分自身が考え、答えを出すしかないので、そのことを念頭に動く必要があるなと思います。

失敗を恐れて行動が取れないよりは、自分の想いに正直に、「決断し、そして行動してみる」ことで、自分の望む未来へと近づいていくことができるように思います。

まとめ

今回は、子どもたちにスキーという運動体験をさせる中で感じた、「機会損失」そして、「決断」の重要性に関して記載してきました。シンプルに、自分の人生は自分で考えて生きる!ということだなと思います。一回しかない人生をどう生きるかは、自分で決めていいですから。

・成長のための環境は自分で整える

・機会損失に関して考える

・時間への価値基準

・自分の生き方の再考

最後に

今回のタラコラムは、「自分の人生の再考」をテーマに記載しました。そして、「決めると物事が動き出す…」というブログタイトルどおり、【決断すること】が非常に重要だなと、起業してから、日々感じています。

昔、アルペンスキーヤーの皆川賢太郎さんに、「お金が先にならないように」と言われたことがあります。その決断が、どういう未来を作るのか?ということをイメージし、それに自分がワクワクできるか、やりたいと思えるかどうかを大事にしなさい。という言葉と受け取っています。

この言葉は、僕の頭のなかにずっと今も残っていて、決断する時に、「お金」など経済的なことが理由を先に考えてしまわないようにしています。お金のことはもちろん大事ですが、目先の損益だけで判断しないようにすることは、仕事においても、家庭においても大事にしている価値観です。

それこそ、家族でスキーに行けば、数万円はかかります。それを高いと思うかどうかは個人で違いますが、そのお金は、子どもたちとの体験になるばかりか、こうして、僕自身にも様々な気づきを与え、仕事への新たな力を生み出し、次のアイディアにも繋がると思っています。何に時間を使うのか?と同じように、何にお金を使うのか?は非常に重要だなと思っています。

同じように、僕自身の仕事においても、クライアントさんには、何か「モノ」が残るものではありません。トレーニング指導という体験や経験という「コト」に対して、お金を支払ってもらっています。

だからこそ、自分もお金を、経験や体験に変えていきたい!変えていく!と常日頃、大事にしている価値観だなと、あらためて感じました。

 

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