体を動かし、言葉を紡ぎ、コーチング力を磨く：実践の中で学び合う価値

【1】実践こそ学びを深める鍵

アスリートへのトレーニング指導の現場で、実際にコーチングする際には、ただ知識を得るだけでは足りません。実際に自分自身で体を動かし、実践を通じて生まれる疑問や課題に向き合うことが、何よりも学びを深める鍵であると僕は考えています。

僕自身も、文献や理論から得た知識を実際に実践の中で試し、うまくできた時はもちろん、うまくできない時や、重量に負けて潰れてしまう時に感じた【ニュアンス】を言葉にすることで、相手に最適な形で伝える努力を続けています。

さらに、トレーニング指導中に実際にアスリートが見せる表情や動作の変化など、言葉にできない微細なフィードバックを大切にし、選手が感じていることを読み取って言葉にすることも重要です。このように、選手とのコミュニケーションを深めながら、その瞬間瞬間で適切なフィードバックを行うことが、より効果的なトレーニング指導へと繋がると感じています。

こうした実践的な経験を積み重ねることで、選手に伝わる言葉を見極めながらコーチングを行い、双方向のコミュニケーションを築いていくことができると確信しています。

コーチングには「これが正解！」という一つの答えはありません。選手の状況や個性、目標に応じてアプローチを柔軟に変えることが求められます。だからこそ、実践の中で「より良いアプローチ」を模索していく場が必要だと僕は考えています。

【2】実践型セミナーの紹介：strength base

そこで、今回ご紹介するのが、「エクササイズの正しいフォーム」や「エラー動作の修正方法」を学べる実践型セミナー【strength base】です。

このセミナーでは、参加者が自分自身で体を動かしながら、コーチングに必要なスキルを深めることを目指しています。
セミナー中に浮かんだ疑問は、僕や他の参加者と一緒に考え、意見をシェアすることで、自分のものとしてしっかり吸収できる場を提供します。

また、文献や理論を基にしてトレーニング実践を行うことで、その【行間のニュアンス】を実感し、それを自分の言葉で表現できるようなコーチング実践の機会を提供していきます。このセミナーを通じて、あなた自身のコーチングスキルをさらに高めてみませんか？

【3】セミナー詳細

テーマ：自信を持って指導するためのスキルを身につけよう！

1. 適切なエクササイズフォームとテクニック

2. 段階的なエクササイズプログレッションの行い方

3. エラー動作の見極めや修正ドリルの活用方法

開催日：1/30, 2/27 , 3/27 ,4/24 ,5/22 [全5回] 20:30-22:00
場所：THE BASE (熊本市北区武蔵ヶ丘）　対面式セミナー
対象：自信を持って、アスリートへのトレーニング指導のためのスキルを身に付けたいトレーニング指導者

実践を通じて学び、成長する機会を、ぜひ一緒に共有しましょう！

詳細は下記のリンクからご確認ください。
https://the-base.boubou58.com/strength_base/

終わりに

僕自身、知識やスキルを学ぶことでトレーニングアプローチの手段を増やすことができました。しかし、手段が増えることで、トレーニングプログラムもどんどん増え、そしてトレーニング時間も長くなる一方でした。そんな時、あるプロスポーツ選手から、「タラちゃん、増やしたら、減らさないと、体が持たないよ」と言われました。この一言に、僕は自分が犯してきた大きな勘違いに気づくことができました。

選手やクライアントさんは、「トレーニングアプローチが増えることを望んでいるわけでも、トレーニング時間が長くなることを望んでいるわけでもない」ということです。

このことに気づけた時に、「ただ減らすだけでなく、減らしながら、価値を高めていく」ということこそ、重要なことであると意識し始めました。過去の僕と同じように、増え続ける知識やスキルに自分自身が迷子になり、トレーニングの方向性を見失ってしまっている人には、きっと役に立つ時間になると思います。

【エクササイズを減らしながら、トレーニングプログラムの価値を高める！】ことができるということを、ぜひ、そんなあなたに知っていただきたいです。ぜひ、興味がある方は、下記のリンクをクリックして、詳細についてご確認ください。