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プロスポーツ現場への道:求められる人材になるための秘訣

「誰か、良いS&C(ストレングス&コンディショニング)はいないか?」と、同業のトレーニング指導者やGMなど、スポーツ現場で働く関係者から相談される機会が増えてきました。同時に、「プロチームで働きたい!」という熱意を持つ若いトレーニング指導者と出会う機会も増えています。

つまり、需要と供給は確かに存在するにもかかわらず、うまくマッチングできていない現実があるのです。このミスマッチはどこで生じているのか?その要因を考えた結果、私はスポーツ現場で働きたい若いトレーニング指導者とチームの橋渡しをする仕事に少しずつ取り組み始めています。

この記事では、そのミスマッチが生まれる要因を掘り下げるとともに、プロチームに求められる人材となるための具体的なポイントや、効果的な自己アピールの方法についてご紹介します。

【1】うまくマッチングできていない現実とは

まず、なぜこのミスマッチが生じるのかについて考えてみます。いくつかの要因がある中で、特に大きな理由のひとつは「チームが求める人材像と、トレーニング指導者側のアピールポイントが一致していないこと」だと感じています。

プロチームが必要としているのは、知識や資格だけではなく、「現場で即戦力として活躍できること」や「特定のニーズに応えられるスキル」です。しかし、若いトレーニング指導者がチームに自分自身をアピールする際、そのチームが本当に求めるスキルや強みがうまく伝わっていないことが多いのが現状ではないかと思います。

また、もうひとつの課題として「経験不足が自己アピールの障壁になっている」点も挙げられます。若いトレーニング指導者の中には、実績が少ないため自信を持てず、自分の価値を過小評価してしまうケースも少なくありません。

だからこそ、プロチームに直接入るのが難しくても、学生チームなどで実績を積み、トレーニングの成果や結果を出していくことが大切です。そのためには、【ウエイトトレーニングを中心とした基礎的なトレーニング指導】を徹底的に継続することが重要だと僕は考えています。

【2】現実のキャリアステップの難しさ

プロチームが求める「即戦力」になるのは、決して簡単ではありません。選ばれるためには、学位、知識、スキル、さらには語学力などが必要とされることが多いでしょう。しかし、こうした条件を満たす人材はそう多くありませんし、プロチームで働きたい若手のトレーニング指導者の多くも、まだそこに達していないのが現実です。そのため、若手のトレーニング指導者にとっては「どうすればチームに必要とされるトレーニング指導者になれるか?」を考えることが大切です。ここでは、そのためのポイントを3つ挙げてみます。

ポイント1:「独自の強み」を見つける

スポーツ現場での貢献の仕方は一つではありません。自分にしかできないアプローチやスキルを見つけましょう。明確な強みがあれば、即戦力でなくても、プロチームが「この人に頼りたい」と思うポイントが生まれます。例えば、「基礎的なウエイトトレーニング指導がしっかりとできる」「選手と信頼関係を築けるコミュニケーション力がある」など、チームのニーズに応えられる分野を見つけてみてください。

ポイント2:経験を積み重ねる「成長ステップ」

即戦力でなくても、経験を重ねて着実に成長することで、プロの現場に近づくことができます。まずはアマチュアチームや育成年代の指導で実践力を磨き、「基礎を固める」ことが大切です。この積み重ねが、結果的にプロチームでのキャリアに繋がるでしょう。

ポイント3:「信頼関係」もスキルのひとつ

プロの現場で活躍するためには、知識やスキルの向上だけでなく、「信頼を築く力」も重要です。選手やコーチとのコミュニケーションを通じて信頼関係を築けるかどうかが、あなたの価値を左右します。スポーツ現場では専門知識や専門スキルと同じくらい信頼も重視されるため、日頃から人との接し方を意識しておきましょう。

【3】自分の価値をアピールする方法

プロチームにアプローチする際には、単に「チームで働きたい」という意欲を示すだけでなく、「自分がチームのニーズにどう応えられるか」を具体的に伝えることが大切です。これまでの経験や特に力を入れてきた分野を強調することで、たとえ即戦力でなくても「チームにとって役に立つ存在」として印象づけられます。ここでは、そのためのポイントを3つ挙げてみます。

ポイント1:「具体的な実績」を伝える

小さな成果でも、自分のトレーニング指導によって得られた成果であれば、十分アピールの材料になります。例えば、「継続的なウエイトトレーニング指導で選手の怪我予防に貢献した」「フィジカル的な体力要素を〇%向上させた」といったように、数値で成果を示すことで、チーム側にわかりやすく伝えることができます。

ポイント2:「成長意欲」を見せる

プロチームの中には、即戦力でなくても、成長の意欲がある人材を歓迎するところもあります。「これまでどんなことを学んできたか」「今後どのようなことに取り組んでいきたいのか」といった成長意欲を具体的に伝えることで、「将来性のある人材」として好印象を与えられるでしょう。

ポイント3:「ブログやSNSを活用」する

ブログやSNSを活用して、自分のスキルや考えを発信するのも効果的です。トレーニング方法やアプローチ、自身のトレーニング指導に対する考え方などを発信し続けることで、プロスポーツ業界の関係者に認知されるきっかけが増えるのではないかと思います。

【4】最終的な目標に向けたキャリアデザイン

プロスポーツの現場で働くことを目指すなら、その過程を段階的に設計することが重要です。自分が今いる場所でできることを積み上げながら、次に学ぶべきことや、どのようなスポーツ現場で経験を積むべきかを考えることで、最終的にプロスポーツの現場に立つチャンスが見えてくるでしょう。

そのためには、「プロスポーツの現場で働きたい」という意志を周囲に発信することが大切です。また、その目標に必要な知識、スキル、人間性を一つずつ身につける努力を行なっていくことも不可欠です。まずは基礎をしっかり固め、自身の強みを把握しながら、プロチームで活躍できるトレーニング指導者としての土台を築いていきましょう。

まとめ

プロチームでのトレーニング指導には、知識やスキルだけでなく、経験、実績、選手、スタッフとの信頼関係の構築、そして自己成長への意欲が欠かせません。今の段階からでも、始められることはたくさんあります。小さな成功や成長を積み重ね、自分の強みを見つけて磨くことで、プロスポーツの現場への道が確実に開かれていくはずです。

プロチームが求めるニーズに応えられる自分を目指し、情熱と成長意欲を周囲にしっかり発信していきましょう。確かな基礎と自分の強みを武器に、プロスポーツの現場で活躍するトレーニング指導者へと成長できることを期待しています。

 

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