僕は、6歳の長女、4歳の次女、2歳の長男という3児の父でもあるのですが、育児をしていて、教えてもないのに、「似たような口調」だったり、「似たような仕草」をしていることが増えてきました。そして、大体が、親としては、あまり似てほしくないものが似てくるものなのかなと思ったりしました。
親としては、子どもに自分のようにならないように!なんて、思ったりして、過度の期待を寄せたりすることもあると思うのですが、そんな思い通りにはいかないよな!と、最近、強く感じるようになりました。じゃあ、どうすればいいかな、、、とふと考えていたときに、少し思いついたことをご紹介いたします。
子どものしつけを考える
運動しなさい、勉強しなさい、早く寝なさい、と親は、子どもに言いがちかなと思います。でもよくよく考えると、親自身が、そうしていないこと、多くないですか?あなたはどうしょうか?
例えば、会社で、上司に、〇〇しなさい、〇〇しておいて、と言われて、上司がそういったことをきちんと行っていないときに、あなた自身はどう感じますか?
多分、Adoばりに、「うっせぇわ」って、思っちゃいますよね笑
つまり、相手自身が行っていないことを、自分に求められても、「自分やってないじゃん」って、人間であれば、誰でも思うことなんだと思うわけです。
しかし、親になると、そんなことを考えずに、子どもに強要してしまいがち。でも、子どもからすると、上司に対するあなたの感情とあまり変わらないのではないでしょうか??
子どもたちは、親の言動をよく観察している!ということは、十分に理解できると思います。でも、親にとって、ネガティブなことだけではなくて、ポジティブなことも、きっと子どもたちは真似すると、僕は思うんですよね。
我が家の子どもたちは、僕が仕事柄、トレーニングしたり、筋肉をつけていることもあり、よく、自分の力こぶを見せて、「見て!筋肉!」と言ったり、「私もトレーニング!」と言って、腕立て伏せやスクワットの真似をしたりするのです。つまり、親がトレーニングしたり、筋肉をつけたりするから、それが「普通」って思うんだと思います。
「睡眠」についても同じです。子どもたちと一緒に、布団に入り、寝るので、子どもたちも寝たくない!と言いつつも、すぐに布団に行って寝てくれます。これが、親が起きてて、テレビ見て、大笑いしていたり、酒飲んでたりしたら、子どもからすると、「大人ばっかり!」と思って当然ですよね。
子どもが勉強しないのは、親が勉強していないからだよ、きっと
「うちの子、全然、勉強しないんですよね」っていう親に限って、自分がおそらく勉強していない可能性が高いと、ここ最近、感じるようになりました。
なんで、こんなことを思うようになったかというと、夜遅くまで、「学習塾」で勉強しているのを、ジムからの帰り道に見ることが多いからです。
僕は、中学生の時に学習塾に通っていましたが、下心からです笑。好きな女の子がその塾に通ってて、そのために、親に塾に行きたい!と嘘ついて、通っていました。そのため、中3の受験勉強が佳境に入り、僕もちゃんと勉強しないと志望校いけないな!と思った矢先に、親に、「勉強したいから、塾辞めたい!」と言って、塾を辞めています。
自分が親だったら、全くの意味不明ですよね。じゃあ、今まで何のために塾行ってたの?って。でも、特に親も何も言わずに辞めさせてくれたので、「こいつは勉強しにいっていない」ということにすぐに気付いていたのかもしれません。
そして、自分が親になって、現時点で思うことは、塾に行って、夜10時とかまで、勉強して、12時くらいに寝るくらいの生活送って、学校の授業を眠たい感じで頭に入らないままいくくらいなら、塾なんかいかず、家で、毎日90分くらい親子で勉強して、夜10時には寝て、朝、早起きして読書するとか、勉強するような生活した方が、人間的にも良い暮らしになるんじゃないかと思ったわけです。
そのことを、妻に話したら、「それは、我々が自営業だからできることだよ」と諭されました。確かにそうだなと。時間を作れるからできるところはあります。
しかし、単純に、中学校、高校の勉強を、今、大人になって、もう一回やったら楽しいだろうなと思ったんです。当時はただ受験勉強のために、勉強していましたが、今となっては、インターネット環境が整備され、その勉強にさらなる深みや、知的好奇心を揺さぶるようなことを、自分自身にも、そして、子どもに感じてもらえるのかなと。
と、自分のことを棚に上げるわけではないですが、「一生、勉強」です。大人になっても勉強している親の子どもは必ず勉強すると思います。教科書や参考書を読むことだけを指しているのではなく、知的好奇心や探究心を刺激するような学びを経験しているからこそ、その楽しさを伝えることができるのだと思います。
なので、子どもに勉強して欲しいなら、親がまず、勉強して、知的好奇心や探究心を刺激することが楽しいという様子を子どもたちに見せていくことが必要だと思います。
子どもたちから、「なんで、〇〇になるの?」って質問を受けたときに、「おっ?それ知らないな、何だろう?一緒に調べてみよう!」って言えるかどうかだと思います。
今は、インターネット検索で、ある程度、わかってしまう時代なのだから、おおよその答えがわかるのに、1分かかりませんからね。
学ぶことの楽しさを伝えるのは、親
知らないことは、恥ずかしいことではないということを、親が子どもに伝えることができるかは大事だと、僕は思います。と同時に、知らないことを、知っている風に言ってしまうのは、ダサいってことも伝えるべきでしょう。
そして、「知らないことを、知ろうとする」ことが何よりも大事ということを伝えていくべきだと思います。知ろうとせずに、自分の答えだけで、全てを判断してしまってはもったいないです。これは、僕が大人になってから学んだことです。
やる前から、諦めない。一回、やって見る。
こうした姿勢は、本当に大事だなと思います。一番、最初にやる人は、どんな結果であれ、称賛されるべきです。誰も踏み出さなかった第一歩を踏んだわけなので。
でも、そのことを理解していない人は、結果がよくないときに、そのことを馬鹿にするでしょう。「ほら、やっぱり失敗した!」と。
これも、きっと、親の影響は大きいです。人の後ろを追随することに慣れてしまった大人は、そう言った価値観を、子どもたちにインストールしてしまうでしょう。前例のないことはやらないように、目立たないように、と。
矢面に立ち、様々な批判を受けながらも、自分がやるべきこと、やりたいことをやり抜く力も、きっと、これからの時代においては、非常に重要だと、僕は思っています。
人と同じだから、良いわけではない。人と違ったとしても、それを応援してくれる人はいる。ということを、子どもたちには、自分たち親の姿を見せながら、伝えていくことができればいいなと思います。
(「自分の信じる通りにやってごらん。でもな、人と違う生き方は、それなりにしんどいぞ」という、映画:耳をすませばの主人公:雫ちゃんのお父さんの言葉を思い出しました笑)
まとめ
子どもは親の鏡、ということで、親の行動、姿勢について、僕が、今、考えていることを記載しました。子どもたちは親のことをよく観察しているということを理解し、自分が子どもだったら、どういう親でいて欲しいか?というのを考えながら、子どもたちと過ごしていきたいなと思っています。
・子どもが勉強しない、運動しない、早く寝ない、のは、親がそういう行動をとっていないから。
・親がまず学ぶ姿勢を持ち続けること
・知らないことを知ろうとして、知的好奇心や探究心を刺激していこう
・やる前から、諦めない。一回、やって見ること
・人違う生き方をしても、応援してくれる人がきっといる
最後に
僕はよくふと考えたことを、ツィートして備忘録代わりにしてますが、今回のタラコラムも、つい先日、ツィートしたところから、まとめてみました。
子どもたちを育てる!と偉そうにいえないというか、子育ては本当に手探りなので、何が正解なのか、わかりません。だからこそ、自分たちも、子どもたちと同じように学びながら、親の価値観を押し付けてしまうことのないようにしていかないとな思っています。(なかなかうまくいかないですが笑)
そのためにも、まずは、親が知的好奇心、探究心を失わないこと。が非常に重要だと思います。なぜだろう、なんでだろう?と思うこと、そして、それを調べるという姿を子どもたちには見せていきたいなと思います。
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