11/7-8で、東京出張しました。今回の一番の目的は、「子育て支援事業における仕組みづくりに関する情報収集」でした。
子どもに対して、運動や体験の機会を提供している人たちにお話を聞き、僕たちが今後提供していくべきサービスについて考える機会となりました。
【1】株式会社BOUBOUとしての子育て支援事業とは
僕たち夫婦がオーナーの(株)BOUBOUは「子育て世代を笑顔に!」というビジョンのもと、子育て世代の笑顔を妨げる様々な問題を解決するべく、様々なアクションをとっていこうと考えて設立しました。その中で、リンクにあるように、スモールステップではありますが、4つのアクションをとっています。
・新米パパ・ママ1年サポート【BOUBOU SCHOOL】
・親子で遊ぼう動こう笑おう 【おやじ塾朝トレーニング】
・親子で遊べるイベント【BOUBOU Fes.】
・熊本市パパママ教室講師
※株式会社BOUBOU 事業内容はこちら
現在は、小さなアクションでしかありませんが、これらの活動を通じて、【共感の輪】を広げていきながら、一緒に活動してくれる仲間を増やしていきながら、子育てを取り巻く悩みや課題を少しでも解決していこうと考えています。
【2】子どもたちに様々な運動機会を無料で提供するプラットフォーム
紹介したような想いを形にしていくにあたり、参加してくださる子育て世代の方の金銭的なコストを少しでも抑えながら運営していくことができないかと、色々と考えていた時に、前職での知人のご紹介で、「スポーツを通じた地域協力型共育プラットフォーム」を作り、活動をされている、株式会社weclip 代表の横田さんとお会いしました。
株式会社weclipは「子どもの教育支援」を目指し、いくつかの事業を展開しています。その一つであるスポーツ支援事業「co-ed Sports(コエドスポーツ)」は、子どもたちに金銭的な負担なく運動機会を提供するプラットフォームです。家庭の負担を軽減しながら、多様な運動経験を、無料で子どもたちに届けるというこの取り組みには、私も大変共感しました。
今回の出張では、どのような仕組みでこの運営が成り立っているのかについて、横田さんから詳しいお話を伺うことができました。
【3】健常者だけでなく、障がい者へも運動機会を提供する
筑波大学大学院時代にお世話になった、NPO法人スピッツェンパフォーマンスの多田さんも、先述の横田さんと同様に、子どもたちへの運動機会を提供する活動をされていることからお会いしました。
多田さんの会社はJr.アスリートからプロアスリートまで幅広くサポートされていますが、特に興味深かったのは「障がいを持つ方への運動機会の提供」に力を入れている点です。多田さんによれば、障がいを持つ方は一般のトレーニング施設やスポーツチーム、運動教室へのアクセスが限られているため、生活習慣病や肥満が子どもから大人まで広がっている現状があるそうです。この課題に対し、多田さんは運動機会を提供し、体を動かす楽しさを伝える取り組みをされています。
こうした現状を知り、運動機会を創出・提供することがいかに重要かを改めて実感しました。体を動かしたくてもその機会がない人々に、運動の楽しさを届けることは、非常に意義深いことだと感じています。
【4】主体性を持たせるコーチングの模索
前職の同僚で、現在ジャイアンツU-15ジュニアユースのフィジカルコーチを務める石森さんにお会いしました。彼は以前、トップチームでトレーニングコーチとして活動されていましたが、今年からU-15での指導を担当されています。
石森さんはコーチングに対して日々試行錯誤を重ねている方で、今回も多くの気づきを得ることができました。特に印象的だったのは、「主体性を持てるかどうか」が選手の成長に大きく影響するという話です。プロに入るまで、指示されたことだけをこなしてきた選手と、自分の頭で考えて行動してきた選手では、成長の度合いに明確な差が出るとのことでした。
例えば、スポーツ科学が進歩し、さまざまなデータや情報が可視化されている中で、選手に情報をただ与えるだけでは、自分で考えなくなってしまうことがあります。こうした状況を踏まえ、石森さんはU-15での指導において、情報を提供するだけでなく、選手が自ら考える力を育む教育的な視点を重視されているそうです。
特に、ジャイアンツU-15のようにプロを目指す選手やその保護者が多いカテゴリーでは、どのような言葉で選手や保護者に伝えるかが、将来に大きな影響を与えるのだろうと感じました。
【5】運動を通じて、人が集まる場所づくり
前職でお世話になり、現在の僕のトレーニング指導フィロソフィに大きな影響を与えてくださった、クリードパフォーマンス株式会社の友岡さん、そして、THE BASEのオンラインコミュニティに参加し、今は、クリードバフォーマンスのスタッフとなった河尻さんにお会いしました。
友岡さんとは、昔話を交えながら施設を案内していただき、現在クリードパフォーマンスを利用している選手やクライアントさんの様子も伺いました。その中で、クリードパフォーマンスには「友岡さんの匂い」が感じられる特別な雰囲気があると再認識しました。もちろん、クリードパフォーマンスは優れた設備やトレーニングプログラムを提供していますが、それ以上に、そこで働く人たちの存在に引き寄せられ、同じ価値観を持つ人々が集まる場所になっているのです。
「人が人を呼ぶ」「人が集う場所」としてのクリードパフォーマンスには、運動やトレーニングの機会を提供するだけでなく、そこに行きたいと思わせる特別な魅力があると感じました。やはり、人の存在が欠かせないのだと改めて気づかされました。
まとめ:人に会うことをこれからも大切に
先日、これまでお世話になった方々や訪れた場所に加え、前職のドームにも伺い、私の大切な10年間を支えてくださった方々と再会しました。懐かしい昔話を交えながら、今を力強く生きる皆さんの姿から大きなエネルギーをいただきました。
当時は辛い日々もありましたが、今こうして笑い話にできることが嬉しく感じられます。現在も苦労は絶えませんが、いつか笑い話にできると信じて、今この瞬間を全力で生きていこうと改めて思いました。
また、私の仕事は人との関わりが何より大切であり、人との出会いを大切にしていく必要があると実感しました。良い影響を与えてくれる方々とのご縁を大切にするだけでなく、自分も誰かに良い影響を与えられる人間でありたいと思っています。
※写真を撮り忘れて、ほとんど、写真がありません…(苦笑)
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